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「スヌーピーミュージアム」が六本木に開館 グッズ500点そろうショップやカフェ併設

2016年04月21日 18:42  Fashionsnap.com

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3Dピーナッツ Image by: (c) Peanuts Worldwide LLC(撮影:FASHIONSNAP)
六本木の「スヌーピーミュージアム」が、報道陣に向けて初公開された。4月23日の開館を前に、ジーン・シュルツと「チャールズ・シュルツ・クリエイティブ・アソシエイツ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるペイジ・ブラドックが来日。開館と共に「愛しのピーナッツ。」展がスタートする。

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 「スヌーピーミュージアム」は、米カリフォルニアにある「チャールズ M. シュルツ美術館」の世界初のオフィシャルサテライトミュージアムとして開館。2018年9月までの期間限定で「チャールズ M. シュルツ美術館」が所蔵するコレクションの中から、半年ごとに企画展を開催する。ミュージアムの入り口には、姿の異なる5体の「ウェルカムスヌーピー」を設置し、1950年当時の四足のスヌーピーから現在に至るまでの代表的な姿を紹介。館内には、1951年から1957年に描かれた4452枚の白黒コミックでチャーリー・ブラウンとスヌーピーを描いた「3D ピーナッツ」を常設する。
 限定商品約500点を販売するミュージアムショップ「ブラウンズストア(BROWN'S STORE)」では、1950年にコミックに初登場した時のスヌーピーを再現したぬいぐるみや、トートバッグ、ピーナツバターなどのオリジナル商品のほか「アーカー(AHKAH)」や「ル・クルーゼ」とコラボレートした商品などを取り扱う。また、昨年中目黒にオープンした「PEANUTS CAFE」が手がける「Cafe Blanket」が館内に出店し、シュルツの好物だというツナサンドにピーナッツバターやフライドポテトを添えた「スヌーピーディッシュコンボ」など、作品にちなんだメニューを提供する。同ミュージアムは、2013年に森アーツセンターギャラリーで開催し28万人が来場した「スヌーピー展」を上回る来館者数を狙うという。
 9月25日まで開催される企画展「愛しのピーナッツ。」は、原作者チャールズ・シュルツの妻ジーンがセレクトした原画60点など貴重な資料約150点を展示。コレクターズアイテムを紹介する「ヴィンテージグッズ」コーナーをはじめ、未発表のスケッチや資料を展示する「知られざるシュルツ」コーナー、ジーンや谷川俊太郎、吉本ばなな、前田敦子など著名人12名がお気に入りの「ピーナッツ」を紹介するコーナーから構成される。
 プレス向け内覧会に登場したペイジ・ブラドックは「作品だけでなくスケッチや思い出の所有物も揃い、シュルツの一生全てを見ることができる館になっている。原画自体をこんなに間近で見れる機会というのはあまりないので印刷では伝わらないところに注目して欲しい」とコメント。バレンタインデーにシュルツから贈られた原画が特にお気に入りだというジーンは「決して駆け足ではなく時間をかけて見て欲しい」と作品群への思い入れを語った。
■スヌーピーミュージアム オープン記念展「愛しのピーナッツ。」会期:2016年4月23日(土)~9月25日(日) 会期中無休住所:東京都港区六本木5-6-20アクセス:東京メトロ六本木駅より徒歩7分、麻布十番駅より徒歩10分入館料:【日時指定前売券】一般 1,800円/大学生 1,200円/中学・高校生 800円/4歳~小学生 400円 【当日券】一般 2,000円/大学生 1,400円/中学・高校生 1,000円/4歳~小学生 600円※チケットは日時指定の予約制(ただし、前売券の販売に余裕がある場合は、当日券をミュージアムの窓口で販売)。入館時間は計5回(10:00~11:30、12:00~13:30、14:00~15:30、16:00~17:30、18:00~19:30)で、滞在時間は無制限。※チケットはローソンチケットで来館日の2日前まで購入可能。海外移住者に限りメール(info@snoopymuseum.tokyo)にて予約を受け付ける。延床面積:1,479平方メートル展示参加者:谷川俊太郎、ペイジ・ブラドック、山崎康晃、チップ・キッド、鴻池朋子、スティーブ・マーティノ、祖父江慎、クレイグ・シュルツ、ジーン・シュルツ、吉本ばなな、前田敦子、カレン・ジョンソン(順不同)■次回展覧会タイトル:もういちど、はじめましてスヌーピー。Hello again, Snoopy会期:2016年10月8日(土)~2017年4月9日(日)■Cafe Blanket席数:106席(室内48席、テラス58席)公式サイト