フォーミュラEに参戦するチーム・アグリは、今後数カ月以内にエグゼクティブ・チェアマンを務める鈴木亜久里氏がチームを離れることを明らかにした。これにあわせて、チームの国籍も日本からイギリスへ変更される。
2014年のフォーミュラE初年度からシリーズに参戦しているチームアグリは、06年から08年にかけてF1に参戦していたスーパーアグリを率いた鈴木亜久里氏、同チームでテクニカルチーフを務めたペーター・マクール、マーク・プレストンの3名が中心となって立ち上げたチームだ。これまで、昨年1月に行われた第4戦ブエノスアイレスePrixで1勝を挙げる活躍をみせている。
チームは現在、将来の活動に向けて投資会社と協議を進めており、この協議がまとまり次第、鈴木亜久里氏はチームを離れることになるとしている。
チームのスポークスマンは「鈴木亜久里氏はチーム設立の際に重要な役割を担ってくれた。彼の尽力に心から感謝している」とコメントした。
「新たなステップを踏み出すべく、新しい支援者との協議を進めている。詳細は別途、後日に発表する」