全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するP.MU/CERUMO・INGINGのキャラクター協力をしているペーパームーンRは20日、石浦宏明車、国本雄資車の2016年カラーリングを発表した。
2012年からP.MU/CERUMO・INGINGでは、チームのオリジナルキャラクターとして、山口県美祢市出身の“メカニック見習い兼広報アシスタント”という設定の山口美羽ちゃんがマシンに描かれている。すでにスーパーフォーミュラでもすっかりおなじみの存在となっているが、2016年はさらにパワーアップした美羽ちゃんがマシンに描かれることになった。
今季チームは、昨年悲願のチャンピオンを獲得した石浦宏明、そして国本雄資というコンビで参戦することになるが、マシンはCERUMO/INGINGのイメージカラーであるオレンジ、シルバー、ブラックという塗り分けを若干モディファイ。プロジェクトミューのロゴはシルバーで入る。
そして今年もコクピット前方、リヤウイング翼端板、サイドポンツーンに美羽ちゃんのイラストが入るが、今年は2台でさまざまなイラストが楽しめる。ゼッケン1番をつける石浦車の翼端板には、あのセバスチャン・ベッテルが勝利を飾った際にみせる“ナンバーワンサイン”のポーズを真似た美羽ちゃんが。また、国本車の翼端板には、国本自身が切望する勝利の“Vサイン”をした美羽ちゃんが描かれる。また、翼端板左右でイラストの絵柄が異なるため、合計4種類のイラストが楽しめるとのこと。
コクピット前方の美羽ちゃんは、両手をクロスしたポーズをとっているが、これは昨年最終戦の表彰台で、石浦がとった『ウィッシュ』のポーズ。チャンピオンのみがつけることができるゼッケン『1』、『2』にふさわしいイラストとなった。
デザインしたペーパームーンRでは「今季もモータースポーツファンの皆さまはもちろん、サーキット観戦をしばらく離れていた方、また新たなファンの皆様にもたのしんで頂けますようにという願いを込めてデザインしました」という。
レースでもベッテルポーズ、そしてVサインを見るシーンが来るのか楽しみなところ。注目のスーパーフォーミュラは4月23~24日に鈴鹿サーキットで開幕する。