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『椿会展』に畠山直哉、内藤礼ら6作家、赤瀬川原平のペン画も

2016年04月20日 12:20  CINRA.NET

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赤瀬川原平『新劇』連載『埋め草』より 1985-1986 『椿会展2015-初心-』より 撮影:畠山直哉
第7次椿会のメンバーによるグループ展『椿会展 2016 - 初心 -』が、4月28日から東京・銀座の資生堂ギャラリーで開催される。

1947年からメンバーを入れ替えて開催されている『椿会展』は、資生堂ギャラリーを代表するグループ展。2013年に結成された第7次椿会は、赤瀬川原平、畠山直哉、内藤礼、伊藤存、青木陵子の5人によって構成され、「初心」をテーマに2017年まで年1回の展覧会を開催している。昨年から、ウィリアム・フォーサイスが設立した「ザ・フォーサイス・カンパニー」で活動するダンサーの島地保武が新メンバーに加わった。

第7次椿会による4回目の展覧会となる『椿会展 2016 - 初心 -』では、2014年に逝去した赤瀬川が1970年代に制作したペン画や、今年2月までメキシコに滞在していた畠山による同地の風景写真を展示。さらに内藤が2013年から出展している『color beginning』シリーズの新作や、伊藤が銀座周辺で行なった生物調査をもとにしたドローイングのアニメーションに加え、青木が椿会のメンバーとのやり取りから制作したZINE、島地による自身初の造形作品などが出展される。また5月22日には、島地とラッパーの環ROYによるダンスパフォーマンスも行なわれる。