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「三宿から新たなムーヴメントを」商品企画からPRやコンサルまでエキスパートが手を組み新会社設立

2016年04月20日 09:12  Fashionsnap.com

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三宿基地 代表取締役・小泉憲孝氏 Image by: Fashionsnap.com
新会社「三宿基地」が今月から活動を開始した。ライセンス事業のレインボーワークス、ファッションのPR業務やブランディングを手がけるArion、プランニングやディレクションを得意とする狩猟社、広告企画・制作のDOOR、イベントプロデュースのKNOT、帽子のOEMやODMを行うOCC、中小企業を支援するA&Pコンサルティングの7社が協力することで、"思いもよらない提案"をスピーディに実現していくという。

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 7社の合同会社となる三宿基地は、各分野のエキスパートが集まり、ビジネスチャンスの広がりをワンストップで提案することを目指して今年4月1日に設立。多方面のネットワークを連携させることで、現代に求められる「クオリティありきのスピード勝負」に対応していく。
 異業種7社が一つの会社として連携するという新たな取り組みについて、三宿基地の代表でレインボーワークスのトップを務める小泉憲孝氏は「ライセンス事業でクライアントと一緒に商品を作っていく中で、販路や仕掛けも一括でお願いしたいとの要望を受けて各分野の会社を展開していたが、(効率化を図るため)内製化しようと約2年前から三宿に集めていった」と経緯を語り、「ここでは(商品企画からPRやコンサルティングまで)担当者がクライアントと1対1の構図で実行できるようになる」とコメント。また「アパレルは始めやすい故に終わるのも早いが、(ここでは)ブランディングからファイナンスの部分までサポートすることができる。数年前にはじまったアパレル系独立の最終形になるのでは」という。
 もともとはアパレルの知識が強い同社だが、既に数社から受けているオファーはアパレル以外の分野で、「仕組み的には、様々な分野に提案ができる」という。今後は不動産関連への業務拡大も目指しており、「ディベロッパーと組んで、コストを抑えた出店場所の案内もしていけたら」と展望を語る。