F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、第4戦ロシアGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。
今年はピレリが各グランプリに3種類のドライコンパウンドを選び、週末に使用できるドライタイヤ13セットのうち決勝用に2セット、予選Q3用として1セットのコンパウンドが指定されるものの、残りの10セットに関してはドライバーごとにコンパウンドの割り振りを決めることができる。
ロシアには4戦連続でミディアム、ソフト、スーパーソフトの3種類の組み合わせが選ばれた。
決勝用に取っておかなければならない義務タイヤはミディアム1セットとソフト1セットで、このうち1セットは必ず決勝で使用しなければならない。予選Q3用の1セットはスーパーソフトとなる。
今回は過去2戦と異なり、全チームがチームメイトのふたりに関して同じコンパウンドの組み合わせを選んだ。一方、チーム別に見ると、現在のコンストラクターズ選手権トップ3、メルセデス、フェラーリ、レッドブル・レーシングは異なる配分を選択している。
メルセデスはミディアム1セット、ソフト4セット、スーパーソフト8セット、フェラーリはミディアム1、ソフト6、スーパーソフト6、レッドブルはミディアム1、ソフト2、スーパーソフト10という組み合わせだった。
全体的にスーパーソフトを多く選ぶ傾向が見られ、最少で6セット、最多10セットとなっている。ミディアムは2セット選んだマノー以外の10チームは1セットしか選択していない。
ロシアGPは4月29日から5月1日に開催される。