2016年第3戦中国GPの「ドライバー・オブ・ザ・デー」受賞者が発表された。今回は自身キャリア2回目のF1表彰台を獲得したレッドブル・レーシングのダニール・クビアトが選ばれた。
チームメイトのダニエル・リカルドが2番グリッドを獲得したのに比べると、クビアトは予選では6位という結果にとどまったものの、決勝スタート直後にセバスチャン・ベッテルのインを突いて1周目で3位に上がり、リカルドがパンクで後退した後に2位に浮上、終盤ベッテルに抜かれたものの3位でフィニッシュした。クビアトは2015年ハンガリーGPに続く自身2回目の表彰台を獲得、チームに今季初表彰台をプレゼントした。
クビアトをよけてチームメイトのキミ・ライコネンと接触したベッテルは、クビアトを「狂人」と呼び、その行動は「魚雷」のようであり「自殺的行為」だったとして非難している。
ファンの関心を高めるための策として、F1は今年、ファン投票により決定する「ドライバー・オブ・ザー・デー」という賞を設けた。第1戦と第2戦の受賞者はハースのロマン・グロージャンだった。
またDHL最速ピットストップ賞は、3戦連続でウイリアムズが勝ち取った。対象となったフェリペ・マッサのピットストップタイムは2.10秒だった。