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野村萬斎、市川猿之助、佐藤浩市ら共演『花戦さ』に、高橋克実も出演 「とても興奮しています」

2016年04月20日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

高橋克実

 野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市が共演する映画『花戦さ』に、高橋克実が出演することが発表された。


参考:野村萬斎、市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市が共演 映画『花戦さ』製作決定


 『花戦さ』は、2011年に鬼塚忠が発表した小説『花いくさ』を、『起終点駅 ターミナル』『スイートハート・チョコレート』の篠原哲雄監督が映画化した時代劇エンタテインメント。花の名手である初代・池坊専好が、時の権力者である豊臣秀吉の乱心に、刃ではなく花をもって仇討をする模様を描く。『JIN -仁-』『ごちそうさん』『天皇の料理番』などで知られる森下佳子が脚本を手掛け、久石譲が音楽を担当する。


 野村萬斎が花僧・池坊専好役、市川猿之助が天下人・豊臣秀吉役、佐藤浩市が茶人・千利休役、中井貴一が織田信長役、佐々木蔵之介が前田利家役をそれぞれ演じる。


 このたび出演が発表された高橋克実が演じるのは、六角堂で花の手習いを受ける町衆・吉右衛門。花だけでなく、お茶、絵画などの文化にも通じている人物で、幼馴染の専好とはお互いに強い友情で結ばれている存在だ。なお、高橋が時代劇映画に出演するのは、本作が初めて。出演にあたり、高橋からはコメントが寄せられている。


【高橋克実 コメント】
時代劇ドラマの経験はありますが、時代劇映画出演は初めて。ドキドキしていましたが、スタッフの皆さんがとても明るくて、毎日楽しいです。
帯でフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」に出演している関係上、映画出演はスケジュール的になかなか難しいので、オファーが来た時は単純に大喜びしました。私自身、子供の頃から時代劇を見て育ち、大好きなジャンル。しかも時代劇はテレビも含めて段々と少なくなった昨今、テンションが更に上がりましたね。また、狂言界と歌舞伎、映画界のそれぞれの第一人者が3つ巴の映画に参加させて頂けるということで、とても興奮しています。萬斎さんも今回、難しい役どころをとてもキュートに演じられているので、楽しみにしてください。
京都弁が、今一番自分の中に大きく立ち塞がっている壁です(笑)。ここをとにかくクリアするために、繰り返し繰り返し練習しています。吉右衛門という役は、幼馴染の専好を色々な面で明るくサポートする、町衆の代表。役作りというよりも、持ち前の自分の明るい気質を活かして演じています。また、お花の所作もその都度、教えてもらっています。私は池坊の花僧役ではありませんが、様々な薀蓄を語る設定上、ある程度の技術の持ち主なはずです。粋な趣味人だけど、キザまではいかない。町の人から好かれる、親しみやすいキャラクターを意識して演じています。
今まで生け花には全く接点がない生活でしたが、池坊の方たちの講義を受けて、すごく面白く受けさせていただきました。また、お茶をたてるシーンに向けて、今後はお茶も練習します。自分自身、年齢を重ねたせいか、日本人の原点の文化に触れられるこの作品は、とても興味深いです。


(リアルサウンド編集部)