店舗閉鎖が相次ぐそごう・西武、堀内会長が退任へ

　セブン&アイ・ホールディングスが4月19日、傘下とするそごう・西武について、代表取締役の異動を発表した。会長を務める堀内幸夫氏が5月18日付けで退任する。

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　西武百貨店出身の堀内氏は、そごうを立て直した和田繁明氏の後任として2007年5月17日に同社（当時はミレニアムリテイリング）の代表取締役会長に就任。そごう・西武では、今年2月末に西武春日部店を閉鎖したが、赤字店舗のそごう柏店と西武旭川店についても9月末での営業終了を発表しており、抜本的改革による立て直しが急がれている。
　なお、セブン&アイ・ホールディングスでは同日に鈴木敏文・代表取締役会長最高経営責任者（CEO）と村田紀敏・代表取締役社長最高執行責任者（COO）の退任を取締役会で正式に決定。実施日は5月26日。