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バイク乗りを寒さ・暑さから守る!アメリカ海軍の特殊技術を使ったベルト式ウェアラブルエアコン「MiClimate」

2016年04月19日 15:51  Techable

Techable

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レザーウェアやヘルメットを着用するバイク乗りにとって、気温が上がる暑い夏はもちろん、気温が下がる寒い冬も過酷な環境だ。

エアコンが欲しいところだが、車載用の大きなエアコン器具を載せるのもためらいがある……そんな人には、「MiClimate」というベルトストラップ式の“ウェアラブルエアコン”はどうだろう。
・アメリカ海軍の特許技術を活用
「MiClimate」には、アメリカ海軍の特許技術が用いられており、それをもとにデザインや仕様をブラッシュアップしたもの。ベルト・コアユニット・Bluetoothリモートコントロールで構成される。

動作の仕組みはこうだ。コアユニット底部から、周辺大気を吸い込み、特許技術の“熱電技術”を通じて、コアユニット本体で空気を冷却、あるいは加熱する。
・ユーザーのボディをダイレクトに冷却、加温
処理された空気が、ベルトのマニホールド部分から排出され、ユーザーのボディをダイレクトに温めたり、冷やしたりする。ちなみに、最大で10度まで冷却、20度まで加温するという。

コアユニット本体にも温度調節ボタンが設置されているので、リモコンを使わなくて済む。USBポートも搭載されているので、ケーブルでつなぎ、スマートフォンなどの電子デバイスの充電も併せておこなえる。ちなみに、特殊なゴムでコーティングされているので、衝撃に強い。
・重さわずか0.7kg、軽くて着用していても目立たない
ベルトストラップは伸縮性があり、あらゆる体型の人にフィット。ベルト式ならジャケットの下に着用していても目立たないし、何より重さは約0.7キログラムほどしかなく、軽いので邪魔にならない。

Bluetoothリモートコントロールは、自転車のハンドルバーに設置するタイプで、運転中の操作がしやすくなっている。

「MiClimate」は30ワットの電力消費で、バイクのバッテリーで動作するが、予備バッテリーとして12ボルト・72Whリチウムイオンバッテリーを使えば、最大4時間の使用が可能だ。
・Indiegogoで出資を受付中
現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を受付中で、ベースキットだけなら249ドル(約2万7000円)、ベースキット+リモコン・ケーブル+バッテリーパック同梱なら269ドル(約2万9000円)~となっている。

バイク乗りだけでなく、自転車に乗る人にも良いアイテムかもしれない。

MiClimate