三度のMotoGPチャンピオンを獲得したホルヘ・ロレンソが2017年にモビスター・ヤマハ・MotoGPから、ドゥカティ・チームへ移籍することを発表した。
ロレンソは、2008年にヤマハからMotoGPクラスへ参戦。7年間で41勝を上げ、2010年、2012年、2015年と三度のチャンピオンを獲得する活躍を見せた。そんなロレンソとヤマハの関係が今年で終わりを迎える。
チームメイトのバレンティーノ・ロッシは、カタールGPの週末に契約延長を発表したが、その際に「ロレンソがドゥカティへ移籍するだろう」と語っていた。また、チーム代表のリン・ジャービスは先月の時点で、ロレンソがドゥカティから提示される契約を待っている状態だと認めており、ロレンソが契約を更新しなかった場合、誰を後任にすべきかという“アイデア”はすでに持っていると述べていた。
ヤマハはロレンソの移籍に対して、「当社に多くの成功をもたらした、ロレンソ選手の貢献に深く感謝するとともに、新たな挑戦の成功を祈ります」と述べている。
ロレンソとの契約により、ドゥカティは2016年で契約が切れるアンドレア・ドビジオーゾかアンドレア・イアンノーネのどちらかがチームを離れることになる。