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日本版「i-D magazine」が再創刊 ファッション動画を発信するウェブも展開

2016年04月19日 12:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

Ruth Bellが表紙を飾った「i-D magazine」#341-3 Image by: VICE
イギリス・ロンドンを代表するファッションカルチャー誌「i-D magazine」の日本版となる「i-D Japan」が、再創刊される。2012年に同誌を運営するi-Dを買収したデジタルメディア「ヴァイス(VICE)」が手がけ、5月(春夏号)と10月(秋冬号)の年2回発行を予定。発行部数は1万部で、第1号は5月19日に発売される。

「i-D magazine」を再創刊の画像を拡大

 「i-D magazine」は、当時UK版の「ヴォーグ(VOGUE)」で最年少アートディレクターを務めていたTerry Jonesが創刊したファッションマガジン。1980年のロンドンパンク時代に、ストリートカルチャーにフォーカスを当てた新しいスタイルを提案し、世界中から注目を集めた。創刊から36年経った現在も「originate. don't imitate」の理念のもと、一流クリエイターとともにユースの価値観を変えるコンテンツを発信している。
 「i-D Japan」は、本国イギリスのコンテンツ6割と、日本のオリジナルコンテンツ4割で構成。過去にも日本での展開はあったが、ヴァイスは本国のコンセプトにより忠実に基づいたコンテンツを届けていくという。
 雑誌の発売に先駆けて、4月19日にウェブサイトを開設。ファッションやミュージック、カルチャー、ビューティーといったジャンルを中心に、ニュースのほか、雑誌のローカルコンテンツを配信する。動画コンテンツも揃え、本国「i-D」で制作された作品を公開していく計画だ。
■i-D