2016年04月18日 22:31 リアルサウンド
ハナレグミが、5月25日に7年振りのシングル『深呼吸』をリリースすることが決定した。
(参考:クラムボン・ミト、サカナクション、くるり岸田……バンドマンが手掛ける劇伴、それぞれの特徴とは?)
ハナレグミがシングルとして作品を発売するのは、2009年『光と影』以来、7年ぶり。是枝裕和監督の最新映画『海よりもまだ深く』の主題歌として書き下ろした表題曲「深呼吸」のほか、劇中音楽から発展した新曲「あるてぃすと」、映画挿入曲として使用されているテレサ・テン「別れの予感」のバンドアレンジによるカバーとカラオケバージョンといった、作品全体が映画とのコラボレーションにより生まれた全5曲を収録。ジャケットアートワークは、永積が描いた自画像を使用したデザインとなっている。
また、初回限定盤には、ボーナストラックとして今年開催されたライブツアー『Tour What are you looking for』からのライブ音源、「大安」「光と影」「おあいこ」の3曲を収録する。
なお、「深呼吸」は、4月18日14時から放送の『ACOUSTIC COUNTY』(J-WAVE)にてラジオで初オンエアが決定。また、『Love music』(フジテレビ)にハナレグミが出演することも決定し、4月15日21時まで観覧者を募集している。
・是枝裕和監督 コメント
ハナレグミさんには、砂田麻美監督の『エンディングノート』でご一緒させていただいたのが、最初です。その時から、いつか自分の監督作品で、音楽を、と考えていましが、今回夢が叶いました。録音スタジオにお邪魔した時、まだテーマ曲の『深呼吸』は、ほとんど歌詞はできていませんでしたが、そのメロディーラインを一度聴いただけで、身体が震えるほど感動しました。出来上がった曲は、もう、映画の描いていない主人公の過去や未来をも感じさせてくれる名曲で、この歌で映画が締めくくれることを本当に嬉しく思っています。
・ハナレグミ コメント
主人公の良多と一緒に、うつむいたり 空を見上げたりしながら曲を書きました。「なりたい大人になれたかい?」その問いが僕の手の中にも残り、そしてまた一つ、深呼吸。この映画に参加できて、とても光栄に思います。(リアルサウンド編集部)