フォーミュラ3.5 V8の開幕戦モーターランド・アラゴンの決勝が16日と17日に開催され、日本人ドライバーの金丸悠が第2レースで4位を獲得した。
2015年限りでルノーがサポートを終了し、今シーズンから新名称で新たなスタートを切ったフォーミュラ3.5 V8。昨年の終盤3戦に出場した金丸は今シーズン、ティオ・マーティン・モータースポーツからフル参戦し、フォース・インディアF1のテストドライバーを務めるアルフォンソ・セリスや元F1王者エマーソン・フィッティパルディの孫であるピエトロ・フィッティパルディ、ジョニー・チェコットJr.といったドライバーを相手にタイトルを目指す。
金丸は、16日に行われた予選1回目でトップからコンマ約2秒差の4番手を獲得。同日の第1レースこそリタイアに終わったが、翌日の第2レースでは、10番グリッドからの追い上げで、表彰台にあと一歩と迫る4位でチェッカーを受けた。
なお第2レースでは、元F1ドライバーのオリビエ・パニスを父に持つオーレリアン・パニスが実力者トム・ディールマンとの接戦を制して早くも優勝を飾っている。