「C CHANNEL」が開設1年で1億再生突破 台湾版オープンへ

女性向け動画メディア「C CHANNEL」が、オープン1周年を記念したイベントを南青山IDOLで開催した。森川亮社長は、2015年4月に開設してから1年間で動画再生数が1億回を突破したことを報告。また、数ヶ月以内に台湾版のサービスを立ち上げることを発表した。

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　「C CHANNEL」は元LINE社長の森川氏が立ち上げた"縦長動画"に特化したメディアで、タレントやモデル約150名が"クリッパー"として参加。開設当初はファッションマガジンとして展開し、現在はハウツーや裏ワザなどを中心にした女性に役立つ情報を配信している。昨年8月に企業とのパートナーシップ提携を開始しメディア展開を広げているほか、一般人が参加できる仕組みを導入。10月からは海外展開を加速させ、12月には女性編集長のポジションを設けるなど、様々な施策に取り組んできた。
　台湾版「C CHANNEL」は、中国語圏で人気の女性ファッションUGCサイト「FASHION GUIDE」の創始者であるAllen Chang氏が立ち上げたマルチメディア事業を手がけるMAKER MEDIAと提携。台湾のクリッパーによるオリジナルコンテンツを配信するほか、現地のSPAショップやネイル、ヘアメイク系実店舗、カフェ、有名Youtuber、インフルエンサーとして力を持つ一般ユーザーとコラボレーションする。森川氏は、「『LINE』が台湾で上手くいったので、『C CHANNEL』もぜひ成功させたいと思っている」と期待を示している。
　森川氏は、この一年間を「（自身の年齢が）50歳手前ということもあって若い女性の気持ちがわからず、眠れない日々もあった」というプレッシャーとの戦いだったと振り返る。海外展開では一部エリアで苦戦を強いられたが、現在は月間再生数400万回を突破した。今後は年内までに総再生回数5億達成を目標に掲げ、アジアナンバーワンのメディアを目指すという。
■C CHANNEL