2016年度の文化庁文化交流使が発表された。
文化庁が芸術家や文化人など文化に携わる人々を指名し、一定期間諸外国へ派遣する文化庁文化交流使事業。派遣された文化交流使は、それぞれの専門分野において実演や実技指導、講義、共同制作などに従事し、世界の人々の日本文化への理解の深化や、諸外国の芸術家、文化人らとのネットワーク形成に繋がる活動を行なう。2003年から述べ127人、26組の交流使が79か国で活動しており、これまでに小野寺修二、岡田利規、土佐信道、畠山直哉、長谷川祐子、森山未來、塩田千春らが指名された。
今年度の文化交流に指名されたのは、クリエイティブディレクターの佐藤可士和、建築家・美術家の佐野文彦、アーティストの土佐尚子、日本舞踊家の藤間蘭黄、落語家の柳家さん喬、振付家・ダンサーの山田うんの6人。佐藤はフランス、アメリカなど、山田はイスラエル、ドイツ、カナダなどで活動を行なう。