レッドブルのジュニアプログラムに参加中のセルジオ・セッテ・カマラが、先週末にスペインのモーターランド・アラゴンでF1マシンのデモ走行を行った。
現在ヨーロッパF3に参戦中のセッテ・カマラは、フォーミュラV8 3.5、ルノー・スポール トロフィー、フォーミュラ・ルノー2.0ユーロカップなど複数シリーズの開幕戦イベントで、2012年のレッドブル・ルノーRB8をドライブ。初体験となるのF1マシンでの走行について、以下のように感想を述べた。
「素晴らしい機会に恵まれた。このチャンスをうまく活用できることを願っている。初めてF1マシンを走らせるというのは、とても良いチャンスだ。ショーやデモ走行であったとしてもF1はF1。大いに楽しむことができた」
「これほど馬力のあるマシンを運転したことはないし、ここアルカニスを走るのも初めてだから、新しいコースを学習することもできた。僕は以前レッドブルF1チームで働いていたスタッフと仕事をしているので、経験と知識が非常に豊富なメカニックや人員と話ができるんだ」
セッテ・カマラが今後もF1マシンのデモ走行を担当するかは定かではないが、現行のレッドブルF1マシンのテスト走行やシミュレーションにあたる予定はないという。17歳のセッテ・カマラは2年目となるユーロF3を昨年に引き続きモトパークから参戦しており、2週間前にポールリカールで行われた開幕戦のレース2では、自己最高の5位を獲得している。