2016年F1中国GP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンは19位、エステバン・グティエレスは14位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=19位
ひどいレースだった。スタート直後に(マーカス・)エリクソンにドアを閉じられて、いきなりフロントウイングを失ったんだ。その直後にセーフティカーが出て、「よし、まだチャンスはある」と思ったけど、なぜかクルマのバランスが大きく狂ってしまっていた。何が原因だったのかは分からない。
それでも、失敗したこと、うまくいったこと、別のやり方があったかもしれないことを分析して学べれば、タフなレースもムダにはならない。そうすることで、次はもっと強くなれるのだから。最初の2戦は好調だったけど、今回は厳しかった。僕が望んでいたような誕生日ではなかったね。
エステバン・グティエレス 決勝=14位
とても楽しかったし、レースを完走できたことが大きな前進だ。このパフォーマンスをさらに高めながら、ロシアに向けての準備ができると思う。すばらしい仕事をしてくれたクルーにも心から感謝したい。特にピットストップは安定していて文句なしだった。
残念なことに、僕のクルマはDRSが使えなくなっていて、オーバーテイクが難しかった。でも、全体としては堅実ないいレースができたと思う。今後、僕に必要とされるのは、ポイント圏内でフィニッシュすることだ。とにかくそこを目指してがんばって行きたいし、次のレースを楽しみにしている。