2016年F1中国GP決勝で、トロロッソのマックス・フェルスタッペンは8位、カルロス・サインツJr.は9位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
マックス・フェルスタッペン 決勝=8位
アクション満載のレースだったね! スタートはいいタイミングで決まったけど、残念ながらその後でポジションを守れなかった。それからはかなりトリッキーな展開になり、セーフティカー中にダブルピットストップを行ったこともあって、さらに順位を下げてしまった。コースに戻った時には集団の最後尾だったんだ……。
だけど、僕は冷静さを失わずに1台ずつライバルを抜いていって、8位でフィニッシュすることができた。レース序盤の段階で、誰かが「君は8位に入れるよ」と言ったとしても、僕は信じなかっただろうけどね!
チームが戦略面で素晴らしい仕事をしてくれたと思う。その結果、フィールドをかき分けて浮かび上がり、多少なりともポイントを獲ることができたんだ。
カルロス・サインツJr. 決勝=9位
いろいろなことがあってエキサイティングなレースだった! 今日は数多くのバトルやオーバーテイクを楽しめたよ。いつかやってみたいと思っていた、フェラーリ、メルセデス、レッドブルとのバトルもあったからね。
最終的には9位で、大量得点にはならなかったけど、2台が揃ってトップ10で完走し、チームとして着実にポイントを重ねているのは良いことだ。ただ、もしかしたら、もう少し上の順位でフィニッシュできたかもしれない。最初のピットストップの時、ピットレーンで(速度を落としていたニコ・ヒュルケンベルグの)フォース・インディアにつっかえて、大きくタイムを失ってしまったんだ……。
全体としては楽しいレースだった。何度もオーバーテイクができたし、ペースも決して悪くなかった。2週間後のロシアでのレースを楽しみにしているよ!
(ヒュルケンベルグの行動について語り)あれは全く普通の行動ではあるけれど、かなり危険だ。ピットレーンでは80km/hで走る。低速と思うかもしれないけど、ある程度スピードは出ている。そんな時に突然ブレーキを踏んだら、誰かが彼に追突しかねない。ピットレーンで2台のマシンがスピンしてしまうかもしれないんだ。
芝の上から彼を抜こうとしたら、セブ(ベッテル)が来たから彼と絡まないように避けた。