2016年F1中国GP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは5位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=5位
スタート直後、何が起きたのか全く分からないんだ。突然ヒットされてスピンした。左フロントタイヤがパンクして、フロントウイングがダメージを負った。でも何とかピットに戻ることができた。
コースに復帰した時にはほぼ最後尾まで落ちてしまい、マシンも少し扱いづらかった。それでも順位を上げるためにベストを尽くしたよ。最初は苦労したけれど、最終的にはある程度順位を取り戻すことができた。
もちろん5位というのは理想的な結果でもなければ、目指していた結果でもない。でもああいうことが起きたことを考えれば、最悪の結果とはいえない。セブ(ベッテル)はレース後に謝りに来たし、故意に突っ込んできたわけじゃないのは分かっている。だからといって状況が変わるわけじゃない。残念だけどね。でもまだ長いシーズンの3戦目にすぎないしね……。
(Crash.netに対して語り)彼は「ごめんね」と言ったけど、それで起きたことが変わるわけじゃない。彼が故意にああいうことをしようとしたわけじゃないのは分かっているが、僕にとってもチームにとってもいいことじゃなかった。残念だけどああいうことが起こることもある。そして僕はその代償を払った。
5位はノーポイントよりはいいけど、こういう結果を目指してるんじゃない。