2016年F1中国GP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは7位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 決勝=7位
難しい週末だった。いいスタートを切ったけれど、最後尾からのスタートはいつだって難しい。1コーナーで接触するとそこから連鎖反応が起きるから、そういう状況に陥らないようにしなければならないんだ。でも、前で起きた混乱を避けようとしたが、結局巻き込まれてしまった。本当についてなかった。
その後は常に戦い続けるレースだった。後方からバトルをして順位を上げていくのはすごく面白かったよ! 何度も何度もオーバーテイクを繰り返した。
全力を尽くしたが、7位が精いっぱいだった。終盤にはタイヤの性能も使い切ってしまった。ここはオーバーテイクが可能なコースだけど、(フェリペ・ナッセとの接触で)マシンに大きなダメージを負っていたから、ブレーキングで前に接近するのは難しかった。僕が感じた限りでは、空力パーツが失われ、サスペンションも損傷を負っていたと思う。クルマが沈み込む感じになっていた。
でもこれもレースだ。こういうことは時には起こる。少なくとも数ポイントは手に入れることができた。ポイントの上で今日は大きな打撃を受けたけど、今後の数戦で遅れを取り戻すため、やれることをすべてやっていく。これから状況がどんどんよくなっていくことを願う。
(Formula1.comのインタビューに答えて)戦ってポジションを上げることを目指した。でもピットストップをするたびに順位を落とし、またやり直さなければならなかった。上位に上がることができず、最終的にはタイヤが足りなくなった。
マシンがひどいダメージを負っていた。空力パーツがいくつか損傷を受けていたはずだし、サスペンションもそうだと思う。今日はマシンがひどく沈み込んで、四柱式ベッドみたいだった。