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関わると面倒な「ブラックママ」の3タイプ 仕切りたがりの「ブルドック」、実は腹黒い「プードル」も

2016年04月17日 14:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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なにかと「怖い」「面倒」といわれるママ友関係。モンスターペアレントに続き、こんどは「ブラックママ」なる造語が発生しているようです。4月13日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日)で、その特徴を解説しました。

4人のお子さんを持ち、ママ友事情に詳しいフリーライターの清水芽々さんは、ママのタイプを「ブルドック」「プードル」「柴犬」という3つの犬種に例え、上手な付き合い方を紹介しています。(文:篠原みつき)

「柴犬ママ」は仮面をかぶった八方美人

まずは、仕切りたがりの「ブルドックママ」。見た目も性格も威張りまくりで、強引なクレーマー気質。批判や否定されることが嫌いで、イベントごとを真っ先にやりたがる。「その人がやると言えばみんな断れなくなってしまう」のが困りものです。

つき合い方は、基本的に「同意」のポーズで。しかし必要以上の支持は、奴隷認定されてしまうので厳禁。適度な距離感を持つことが大事です。

2つめは、おすまし顔で実は腹黒の「プードルママ」。プライドが高く、夫が高収入の権力者である場合が多く、称賛以外は受け付けない。仲間ではないと判断すれば即排除します。夫の勤務先での上下関係が家族にも及ぶ社宅にありがちで、最近ではタワーマンションの階数や、賃貸か分譲かでヒエラルキーが決まるといいます。

対策は、とにかく「ほめる」。「すごい!さすが!羨ましい!」で持ち上げ、決して「張り合わない、真似しない」ことも大事だといいます。さらに「謙遜を忘れない」。自慢話や相手より勝るようなそぶりを見せてはいけません。

そして一番多いタイプであり、かつ厄介なのが「柴犬ママ」。性格は、仮面をかぶった八方美人。面倒見がよく好感度が高いのですが、「悪口・陰口・噂話」が大好物。発言と行動が違うことが多いのも特徴です。

欠席裁判が怖くてトイレに行けず、膀胱炎に

この柴犬ママに遭遇した経験をもつ50代の主婦は、幼稚園の役員の仕事のとき、「大丈夫。わたし手伝うから、何でも言って!」と言いながら、裏では文句を言っていたと証言します。

「私の前ではニコニコしているけど、陰でえげつない私の悪口言ってるとか、私は言ってないのに、話を作って悪い方に言われて噂を立てられるとか」

と言いながら、「あ! 思い出しただけで腹が立ってきた!」と怒りを再燃させていました。

さらに怖いのはママ友どうしの食事会。誰かが席を立つと、柴犬ママがすかさず「あの人、最近ハデになってきた。不倫してるんじゃない」など、あらぬ噂を立ててゲス認定される。欠席裁判が怖くてトイレに行けず、膀胱炎になったという人も、清水さんの取材で実際にいたそうです。

対応としては、話題を提供してくれるママには好意的なため、何事も「報告・相談」する。しかし自分のことを話し過ぎるとネタにされるため、すべてを話すのはやめた方がいいようです。

手作りお菓子はNG「不衛生、手抜き、家庭的アピールウザイ!」

そのほか、番組では「ブラックママ」の傾向と対策も紹介されていました。たとえば、学校行事やPTAの集まりの前に、「忙しいから都合がつかなくて」などと言ってはいけません。「忙しいもんね、無理しないで!」と言われたとしても、本音は「非常識!みんな忙しいなか無理してるのよ」と言いたいところを我慢してこういう対応をしているそうです。

親睦を図るホームパーティーに、手作りのお菓子を作っていくのもNG。口では「器用ねー、うらやましい」と言っていても、実は「不衛生、手抜き、家庭的アピールウザイ!」というのが本音。彼女たちに言わせれば「いまは手作りよりも、有名店や行列のできるお店のスイーツの方が気が利いている」のだとか。

夕食をSNSにアップすることも危険。いいね!をたくさん貰ったとしても、本音は「自慢してるんですか?いいね!というより『イタイね!』だわ」。子ども同士のケンカでは「○○ちゃんは元気がいいわね~」と言っていても、「しつけがなっていない家は困る!」と思われているかもしれません。

これらはすべて「何を言っても悪い方にとるブラックママの発想」であり、「いい人の方が多いという前提ですよ」と羽鳥さんは何度もフォローしていました。

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