2016年F1中国GPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは13位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=13位
皮肉だね。最初の2戦で使っていた予選システムはうまくいってなかったし人気もなかったけれど、今回は僕らにとってはあのシステムの方が都合がよかったね!
こういうことが時には起こるものだ。Q2の最初のランでユーズドオプション(タイヤ)で走り、路面が最適な状態になったら新品タイヤでアタックしようと待機していた。だけど赤旗が出てしまい、僕らを含む何台かはそれに足を引っ張られる形になった。本当に悔しい。
でもトップ10のすぐ下のポジションにはいい面もある。スタートタイヤを選べるし、3つのコンパウンドの中にはいろいろな選択肢がある。
Q1では路面に濡れている箇所があって、スリックタイヤで走るのは少し怖かった。だから僕らを含め、多くのドライバーがDRSを使わなかった。ああいうコンディションではマシンをコントロールできなくなる。とはいえ、(パスカル・ウェーレインのクラッシュの後)赤旗を出す必要はなかったと今も思っている。
話を戻すけど、次の数戦のうちに僕らは絶対にQ3進出を実現してみせるよ!
(Q1では)本気を出してない人たちもいることは分かっている。速いチームはそうだよね。それでも僕らは悪くなかったと思う。
マクラーレンは2014年以来Q3に進んでいないんだ。だから今日は何としてもQ3に入りたかった。