2016年F1中国GPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは12位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=12位
今日はジェンソン(・バトン)も僕もQ3に進めたはずだ。僕らのペースはよかったし、大事なアタックに備えてタイヤとエンジンをセーブしていたんだ。でも赤旗が出て、そのままセッション終了となった。
Q2で最後のアタックラップを走り切ることができなくて本当にがっかりした。今日はマシンに大きなポテンシャルがあったのに。
でも物事を大局的に見ようじゃないか。何戦か前にはQ2に進出するのがやっとだった。でも今はQ3に進めなくてがっかりしている。僕らが進んでいる方向が正しいのは間違いない。
昨夜は赤ちゃんのようにぐっすり眠った。一度も目を覚まさずに10時間眠り続けた。今日はエネルギーに満ちていた。クルマに乗ってコーナーを曲がっている時やバンプに乗った時には小さな違和感を感じるけれど、今日は鎮痛剤を飲む必要はなかった。
今日は本当に本当に悔しい。(Q3に進める)ポテンシャルがあったのに。新品タイヤを使わず、エンジンのポテンシャルもフルに使うことなく、その時を待っていた。Q2(終盤)のラップに備えていたんだ。なのにそのラップに入ることができなかった。
今の僕らは予選ペースがいい。
信頼性さえあれば、明日は100パーセント、入賞を目指す。入賞のチャンスはある。後ろに何台か速いマシンがいて、彼らは脅威になるだろうから、注意していく必要があるけどね。たとえば(ルイス・)ハミルトンだ。それでも明日はすべてうまくいけば、今季初ポイントが取れるはずだ。
どのあたりまで順位を上げられるかは予想できない。昨日はレースペースに完全に満足できる状態ではなかった。すごく速いというわけじゃなかった。だからマシンのいろいろな部分を変更した。明日競争力が増しているかどうか、思っているよりもたくさんのポイントが取れるかどうかを楽しみにしていよう。
今日はマシンの感触が昨日よりよくなっていた。それをレースペースにおいて確認する必要がある。
明日は(スタート)タイヤを3種類から選べる。それが決勝の中でアドバンテージになることを期待している。