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「矢口真里叩き」は、不倫された妻たちの怨念? 裏切りをネタにカネ稼ぎする女に、悔しさ思い出したのか

2016年04月16日 18:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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矢口真里が出演した日清カップヌードル(日清食品)のCMが、1週間で放送中止となった。理由は、不倫騒動を起こした矢口が「二兎を追う者は一兎をも得ず」と力説する場面に「不倫を擁護している」との非難の声が殺到したというものだ。

この件については、すでに多くのタレントがコメントしている。ラサール石井なんか、この件でツイッターユーザーと喧嘩。「笑って許せないのかね」の書き込みに噛み付いた一部ユーザーらに「会って話そう」とやる気満々だ。(文:みゆくらけん)

若林憤慨「やぐっちゃんを傷つけたわけですよね?」

マツコ・デラックスは「矢口ちゃんがどうこうより、単純に面白いCMだったわよ」と評価しつつ、「そういうのまでなくなっちゃうのは寂しい」と残念がった。坂上忍も、

「エッジの効いたCMやってるなと思った。できることならクレームにも負けずに踏ん張って放送し続けて欲しかったな」

と同意見だ。松本人志は「(何をやっても)叩きたい人は何パーセントか必ずいる」と諦め顔で、「矢口は叩かれるうちが花やと思って、頑張るしかない」とエールを送っていた。

4月11日の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演したデイトレーダー若林史江は、「世間様の声というのを反映するのがテレビというもの」と前置きしつつ、ヤンキー張りの厳しい言葉で弱腰の企業側と作り手を辛辣に批判していた。

「今回問題なのが日清。ある意味、やぐっちゃんを傷つけたわけですよね? ここまでウィットに富んだカタチで不倫ネタを使ってCMをやりたかったら、ちょっとぐらいの風当たりでやめんじゃねーよ!ってとこですよね」

「過敏すぎる」このご時世で、矢口を起用し、しかも不倫を匂わせる演出をするとなれば、クレームが来ることなど最初から想定できていたはず。アッサリ打ち切りにするぐらいなら、最初から起用するなということだ。

「本当に自分でいいの?」と尋ねた矢口も可哀想だけど

確かに、やることやっちゃった矢口だが、不倫騒動後初となるこのCMが決まった時には、嬉しすぎて一人で泣き、本当に自分でいいのかと何回も尋ねたという。それを考えると、やはりちょっと可哀想だ。

その一方で、CM打ち切りになるほどのクレームを集める矢口も凄い。もしかしたら「矢口にCM出演を依頼した日清が信じられない」「中止は当然。不倫は悪!」と非難した人たちは、そうやって叩くことで、ある種のカタルシスを得ているのかもしれない。

たとえば、夫や妻に不倫された過去を持つ人が、未だ完全には許すことができず、モヤモヤした気持ちのまま日々を過ごしているとする。普段はその「怒り」の感情は表に出てこないが、ふと何かのきっかけで表れる。今回、そのきっかけとなったのが矢口のCMだった。

矢口は自分を苦しめた不倫という裏切りをネタにして、お金を稼ごうとしているように見える。「そんなのずるい」「悔しい」「開き直り勝ち?」と怒りに燃え、「許してはいけない」とクレームをつける。その一連の感情と行動により、自分を苦しめている配偶者の不倫に対するマイナス感情を浄化したような気分になるということだ。考え過ぎ?

しかし今回の件、日清が、全部計算づくだったとしたらコワイ。矢口を起用することでワザと賛否を集め、話題を大きくして宣伝効果を狙う・・・。有り得る?

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