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予選Q1速報:ウェーレインの事故で赤旗、ハミルトンが脱落する大番狂わせ

2016年04月16日 16:51  AUTOSPORT web

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パスカル・ウェーレイン
F1中国GPの予選は、2015年までのフォーマットに戻り、行われることになった。コンディションは気温22度、路面温度24度。路面は、ほぼドライだが、フリー走行3回目の途中まで降り続いていた雨の影響で、ところどころ濡れている状態だ。

 18分間で行われるQ1セッションは、開始後まもなくマノーの新人パスカル・ウェーレインがホームストレート上、ひとつめの水たまり付近のバンプで姿勢を乱して、クラッシュ。コース脇にマシンを止めることになり、残り時間14分38秒の時点で赤旗中断となった。ウェーレインは自力でクルマを降り、無線でチームに「ごめん、何もできなかった」と事故について伝えている。

 現地時間の15時25分から再開となり、早めにコースへ出たジェンソン・バトンが暫定トップ、フェルナンド・アロンソが2番手に続いて、一時マクラーレン・ホンダのワンツー態勢に。残り6分を切ってから、メルセデスのニコ・ロズベルグがアタックに出て、あっさり首位を奪った。

 その後、スーパーソフトタイヤで好感触を得ているフェラーリのキミ・ライコネンがトップタイム。僚友セバスチャン・ベッテルが塗り替えて、フェラーリがトップ2を占める。

 マクラーレンはバトン4位、アロンソ15位で通過。ルノーとマノーは、ここで2台ともに姿を消すことになった。

 序盤にパワーユニットの不調を訴えていたルイス・ハミルトンは、結局タイムを出せないままガレージへ戻ることになり、予選Q1での脱落が決定した。



<予選Q1暫定結果・通過16台>

1位 セバスチャン・ベッテル
2位 キミ・ライコネン
3位 バルテリ・ボッタス
4位 ジェンソン・バトン
5位 カルロス・サインツJr.
6位 ニコ・ロズベルグ
7位 ダニエル・リカルド
8位 ダニール・クビアト
9位 フェリペ・マッサ
10位 セルジオ・ペレス
11位 ニコ・ヒュルケンベルグ
12位 マックス・フェルスタッペン
13位 マーカス・エリクソン
14位 ロマン・グロージャン
15位 フェルナンド・アロンソ
16位 フェリペ・ナッセ

<脱落>

17位 ケビン・マグヌッセン
18位 エステバン・グティエレス
19位 ジョリオン・パーマー
20位 リオ・ハリアント
21位 パスカル・ウェーレイン
22位 ルイス・ハミルトン