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Perfumeあ~ちゃん、海外公演でのMC術を語る「手を挙げてくれた人に通訳をお願いするけど…」

2016年04月16日 13:21  リアルサウンド

リアルサウンド

Pefume『COSMIC EXPLORER』

 『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の4月15日放送回には、HKT48、ジャニーズWEST、Perfume、[Alexandros]、PUFFY、いきものがかり、布袋寅泰が出演した。


 1番手のHKT48は、田中美久が熊本で起きた地震について「一日でも早く元の生活に戻れればいいなと思います」とコメントし、新曲「74億分の1の君へ」を披露。2番手のジャニーズWESTは桐山照史が「朝ドラ(『あさが来た』)に出たことで、いろんな人に知ってもらえるようになった。歌番組に出て『あんた歌手だったんやね』と言ってもらったり」と語り、新曲「逆転Winner」を歌い踊った。


 ここで番組は、“海外で活躍する2アーティスト”として、アメリカで毎年開催している大型フェス『SXSW(サウスバイサウスウエスト)』に出演経験があるPerfumeと[Alexandros]を紹介。タモリが「海外でのMCはどうしてるの?」と質問すると、あ~ちゃんは「『日本語しゃべれる人ー?』って聞いて、手を挙げてくれた人に通訳をお願いする。でも普通の人だから、めっちゃ手が震えていてかわいそうでした」と語り、かしゆかは「ご当地の食べ物でコール&レスポンスすると盛り上がる」とコメント。[Alexandros]は川上洋平と磯部寛之がそれぞれ海外在住経験者であることを踏まえ「昔海外に住んでいたので、英語でMCをやっています」と明かし、それぞれ新曲「FLASH」(Perfume)、「NEW WALL」([Alexandros])を披露した。


 続いて番組は、この日登場するPUFFYのデビュー曲「アジアの純真」について「タモリが深く関わっている」と紹介。タモリはこれについて「俺のレコードの中に『熊猫深山』という(タモリ作の)中国の民謡がある。これを井上陽水が気に入って『今度デビューする若い子の作品に使いたい』と言われたからOKしたんだよ」と告白。しかし、結局その話はお蔵入りになってしまったそうで、せめてものお礼にと、CDのスペシャルサンクスにタモリの名前をクレジットしたという。その後、PUFFYは「アジアの純真」「愛のしるし」を披露した。


 5番手のいきものがかりは、水野良樹がこの日演奏する「ありがとう」について、「ある番組で松岡修造さんに『<ありがとうって伝えたくて>(同曲の歌詞)じゃなくて、伝えろよ!』と怒られたことがある」というエピソードで共演者を笑わせ、「ありがとう」「じょいふる」をパフォーマンス。6番手の布袋寅泰は、番組が35年の歴史を紹介したあと「ロンドンでの活動は初心に戻った感じで、大変だけど楽しい」と語り、「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」と新曲「8 BEATのシルエット」を演奏した。


 キャリアの長いアーティストたちが、集大成的なパフォーマンスを見せつけた今回の放送。次回はきゃりーぱみゅぱみゅ、欅坂46、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、スピッツ、ナオト・インティライミ、BABYMETAL、“Mr.KINGとジャニーズJr.”が出演する予定だ。(向原康太)