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「タイヤの内圧制限が変。レーシングカーのように感じない」:ハースF1 中国GP金曜

2016年04月16日 03:51  AUTOSPORT web

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2016年第3戦中国GP ロマン・グロージャン(ハース)
2016年F1中国GPの金曜プラクティスで、ハースF1のロマン・グロージャンは14位/16位、エステバン・グティエレスは21位(ノータイム)/21位だった。

■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン フリー走行1=14位/2=16位
 チームにとっては理想的な一日ではなかった。エステバンのマシンにたくさんのトラブルが発生した。新しいフロントウイングを試さなければいけなかったが、このトラックを理解するのはすごく難しい。すべてを的確に機能させるということができなかった。

 クルマはとても乗りづらい。楽ではないね。今夜、明日に向けて何を改善できるか分析する。チームの皆にとって長い夜になるよ。現時点では思っていたポジションから遠いので、状況を理解し、作業していく必要がある。

 新チームだから前年までのデータを持っておらず、今日はそれが響いた。いくつかのことを試しているが、今のところどれもいい策にはなっていない。

 今のタイヤの内圧制限はおかしい。クルマがとても走れる状態じゃない。ガレージから出る時、フロントタイヤの内圧は23psiなんだけど、これは絶対におかしいよ。リヤは21.5だ。コース上では温度が上がってフロントが26、リヤが23になると想像してみてほしい。ほぼ市販車と同じだ。全く感触をつかむことができない。これほど内圧を高く設定されると、ブレーキがロックするし、アンダーステアになる。オイルが乗っている路面を走っているみたいなんだ。今日は大勢のドライバーがロックさせていた。皆そういう状態だけど、僕らは特に苦しんでいるみたいだ。

 少し変えられればいいんだけど。レーシングカーのように感じないんだ。

エステバン・グティエレス フリー走行1=21位(ノータイム)/2=21位
 とても難しい一日だった。明日以降に向けて問題を解決し準備するために今夜すべてのデータを分析することが重要だ。チームは懸命に作業に取り組んでいるし、僕らはこの状況を正せると前向きに考えている。明日コースに戻るのを楽しみにしている。