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楽しみながら地球を考えるアースデイフェス

2016年04月16日 00:02  オズモール

オズモール

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1970年に誕生した、毎年4月22日の「アースデイ」。地球のことを考えながら行動する日として、現在では日本を含む世界175ヵ国の約5億人が参加する世界最大級の地球フェスティバルに。東京でも、地球のことを考えながら楽しめるイベントが開催されるそう。

2016年4月23(土)日と24(日)に、代々木公園で開催される「アースデイ東京2016」は、今年で開催16回目を迎える春の恒例イベント。今年のキャッチコピーは「アースネイティブ宣言!」で、これは、アースデイの出発点となる『愛と平和』の理念に基づいて行動できる人のことだとか。

会場には、さまざまな活動を実践しているNGOやNPOの団体をはじめとした展示・物販ブースが多数登場するほか、地球に優しい食体験ができるフードエリアや、多彩なアーティストが出演するコンサートなども開催される。

「アースデイには規則も制限もありません。自由に楽しみながら、地球のことを考える時間を過ごしていただければ」と、広報担当者さん。


◆オーガニックやフェアトレードなど、地球や社会環境を考えたアイテムが充実!


販売のブースでは、さまざまな雑貨や飲食品が並ぶ。例えば、地球にやさしいコットン・化粧品類などのオーガニック製品や有機無農薬の野菜、さらに体にやさしい添加物を使わない飲食加工品など。

ほかにも、開発途上国の生産者をサポートするフェアトレード製品として、手工芸品や、ココナッツオイル、チョコレートなどの食品があったり、間伐材を使ったおもちゃがあったり。どれも、持続可能な社会をつくることを目的にしたアイテムだから、こういった商品を選ぶことも地球のことを考える行動と言えそう。


◆安全で環境に配慮した、おいしいメニューが並ぶ「アースデイキッチン」


また、安心、安全で、環境に配慮した食材を選びながら、おいしさへのこだわりをもったメニューが並ぶ「アースデイキッチン」も開催。

化学調味料を一切使わない食材にこだわった料理を出す「太陽食堂 空いろ」や、太陽光で発電した電気で焙煎をする“ソーラー焙煎”を行う「スローコーヒー&ピッツァボーイズ」など、厳選されたアースフードを提供する店舗が18店も揃う。

こちらでは「マイ食器」の持参を奨励していて、お気に入りの食器やコップを持っていけば大盛りなどの特典を受けられるお店もあるという。会場内には食器洗い場も完備していて、食べ歩きもOK。マイ食器がなければリユースできる食器を100円でレンタルすることもできるとか。


◆多彩なミュージシャンやゲストが出演する「アースデイコンサート」も!


会場内の野外ステージでは、2日間にわたって、多彩なアーティストが出演する「アースデイ・コンサート」も開催。4月23日(土)11時30分からの「オープニングセレモニー」を皮切りに、同イベントの実行委員長でもあるナチュラリストで小説家のC.W.ニコルさんの「オープニングトーク」や、多方面で活躍中のシンガー・坂本美雨さんなどが登場。

24日(日)には、シンガー・ソングライターの松崎ナオさんや、女子高生ロックンローラー・山﨑彩音さん、映画「千と千尋の神隠し」でリン役の声優を演じたシンガー玉井夕海さんなどが出演して、「アースデイ・コンサート」を盛り上げる。


◆「アースデイトークテント」で、地球のために一人ひとりができることを考える


さらに、けやき並木の「特設テント」では、エネルギーや経済など幅広い分野からパネラーを招いたオフィシャル・トークステージ「“Be the Shift!(ビー・ザ・シフト)”セッションズ」も実施。熱いトークが繰り広げられる中で、学べることも多いはず。

今年も100%自然のエネルギーでの運営と、ごみゼロのイベントをめざすために、会場の発電にはリサイクルの天ぷら油を使い、各日15時からは会場内をきれいにする「クリーンアップアクション」を行うとか。

会場でいろいろなプログラムを楽しんでいるうちに、地球のことを考えて行動できる「アースネイティブ」になれるかも。