TTサッキットアッセンで初日を迎えたSBK第4戦オランダはアレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)がトップに立った。
雨に見舞われ、1回目の走行は気温11度、路面温度13度と厳しいコンディション。そんな中、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分54秒995で1回目の走行をトップで終える。0.748秒差の2番手につけたのはチームメイトのジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)。逆にカレル・アブラハム(ミルウォーキーBMW)、マイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)、チャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)は転倒に見舞われる。
午後もウエットコンディション。気温は相変わらず11度と低く、路面温度も14度。それでもロウズが1分52秒701と唯一の1分52秒台をマークして初日のトップに立った。サイクスは1分53秒288と自信のタイムを更新して2番手。3番手にシルバン・ギュントーリ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)がつけた。レイはセッション中盤にマシントラブル。ニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)、アブラハムもマシントラブルに見舞われ、ファン・デル・マークは午前中の走行に引き続き、午後にも転倒を喫するなど、大荒れの初日になった。