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熊本地震で地元の百貨店や商業施設が営業休止を相次ぎ発表

2016年04月15日 15:03  Fashionsnap.com

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 4月14日夜に発生した熊本県内陸部を震源とする地震を受けて、地元の有力百貨店や商業施設が続々と館内の営業休止を発表している。これに伴い、出店するショップも15日の営業を見合わせている。16日以降の営業については現段階では未定。

熊本地震で地元小売店舗営業にも影響の画像を拡大

 最大震度7を観測した今回の地震では、震源に近いイオンモール熊本で外壁および内装の一部に被害が発生。詳細については確認作業を継続しているが、現在は館内の営業を休止し、屋外で食料等のライフラインに関する商品の販売を行っているという。16日以降の営業は現在検討中で、17日も含めて土日に開催を予定していたイベントは開催を見送るとしている。
 AOKIホールディングスでは熊本県内で展開する「アオキ(AOKI)」7店舗と「快活CLAB」5店舗の一部で内装の損傷等の被害が出たため、点検・修復を行っている一部の店舗が休業しているが、被害は限られたものにとどまっているようだ。いずれも人的被害はないという。
 熊本市を拠点に展開する鶴屋百貨店では、鶴屋本館・東館・ウィング館、New-S、ラン・マルシェ、荒尾店を除く地方各店等で15日を臨時休業日とした。鶴屋百貨店には「グッチ(Gucci)」や「プラダ(PRADA)」といったラグジュアリーブランドから「UNITED ARROWS」の複合ショップなど多くの有力ブランドが入居している。