2016年F1第3戦中国GP、4月15日にフリー走行1回目が行われた。木曜日の夜に中国GPへの暫定的な出場が認められたマクラーレンのフェルナンド・アロンソは無事に11周を消化、12位で終えている。
気温20度、路面温度33度、ドライコンディション下でスタートした1回目のフリー走行は、開始から10分もたたないうちに、メルセデスのルイス・ハミルトンが1分38秒802、ニコ・ロズベルグが1分39秒122と、それぞれミディアムタイヤで1番手、2番手タイムを記録した。
その後、ウイリアムズのフェリペ・マッサがターン6で左リヤタイヤのパンクチャーに見舞われてコースアウト。バーチャル・セーフティカー導入後、コース上の清掃作業のため約7分間にわたり赤旗中断となった。
残り約1時間を切ったところで、セッション再開。直後にフェラーリのセバスチャン・ベッテルが、1分39秒291とソフトタイヤで3番手のタイム。スーパーソフトタイヤを履くマクラーレンのジェンソン・バトンが1分39秒291で4位と続いた。
気温23度、路面温度は40度近くに上昇、上位チームがガレージで待機するなか、ルノーのケビン・マグヌッセンがロングストレート上で左リヤタイヤを破損させてしまい、再び赤旗中断となってしまう。
清掃作業が長引き、セッションが再開された時点の残り時間は8分。ここで各車一斉にコースインし、ソフトタイヤを履くメルセデス2台、ロズベルグが1分38秒037でトップタイムをマーク。わずか0.146秒遅れでハミルトンが続いた。対するフェラーリ勢も同じくソフトタイヤで、ベッテルが1分38秒665と3位、キミ・ライコネンが1分39秒155で5位に終わっている。
フリー走行2回目は日本時間の4月15日15時(現地時間14時)に開始される。