7月開業「星のや東京」の施設概要発表 客室やラウンジなど"和"を追求

星野リゾートが4月13日、大手町に開業する日本旅館「星のや東京」の施設概要を発表した。コンセプトの「塔の日本旅館」に基づき、内装設計および外装デザインは東 環境・建築研究所の代表 東利恵が担当。環境設計はオンサイト計画設計事務所の代表 長谷川浩己、照明デザインはICE都市環境照明研究所の所長 武石正宣が三菱地所設計と協同で手がけ、首都東京から日本の旅館スタイルを発信する。開業日は7月20日。

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　「星のや東京」は、地下2階、地上17階建てで、従来の日本旅館とは異なる塔のような高さが特徴。外観は江戸小紋をインスピレーション源に、麻の葉をモチーフにした抜き型のファサードをデザインする。環境設計では、1848年に創業した京都鹿ケ谷の「植彌加藤造園」による協力のもと、庭のような空間を創出。4種類の帯が幾重にも敷き詰められたようなパターンや、小舟を彷彿とさせるベンチなどを取り入れる。
　館内のほとんどは畳敷きで、玄関で靴を脱いで移動する。客室は全84室で、1フロア6室を配置。「桜」「百合」「菊」の3タイプを揃え、畳の間や竹素材のクローゼットを導入するほか、照明は落ち着きのある間接光を採用し、日本伝統の和室を再現する。各フロアに設置される「お茶の間ラウンジ」は宿泊客限定のくつろぎの空間として展開し、昼間はお茶やお菓子、夜はお酒を楽しめる。近隣の施設では新たに湧き出た「大手町温泉」やフィットネスクラブなども利用できる。
■星のや東京所在地：東京都千代田区大手町一丁目9番1交通：東京メトロ大手町駅より徒歩2分客室：全84室パブリック施設：メインダイニング・飲食店・スパ・大浴場・カンファレンスルームチェックイン 15:00 チェックアウト 12:00料金：1泊1室 78,000円～（税・サービス料10％込、食事別）
星のや総合予約：0570-073-066
公式サイト