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マクラーレン「信頼性不足でチャンスを逃すことは許されない」。PUトラブルを猛省

2016年04月15日 08:01  AUTOSPORT web

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2016年F1第2戦バーレーンGP決勝 リタイアしたジェンソン・バトンのマクラーレン・ホンダMP4-31
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、バーレーンGPでジェンソン・バトンのパワーユニットにトラブルが発生し、貴重なポイント獲得のチャンスを逃したことは許されないことであり、今後そういうことがないよう心がける必要があると語った。

 バーレーンGP決勝序盤にバトンは10番手を走行しながら、パワーユニットのトラブルが発生し、リタイアせざるを得なかった。フェルナンド・アロンソの代役、ストフェル・バンドーンが最終的に10位を獲得してチームにとって今季初ポイントをもたらしたが、チームもバトンも彼が走り切っていればバンドーンより上位でフィニッシュし、より多くのポイントを取っていたはずだと考えている。

「バーレーンではパフォーマンスに改善を確認することができ、それに関しては心強い思いだった」とブーリエ。

「しかし、前回のレースのように、信頼性欠如によって貴重なポイント獲得のチャンスをみすみす逃すようなことはあってはならない。それは絶対的な責務だ」

「少なくともどんな状況であろうとそこから何かを学び取らなければならない。ジェンソンのパワーユニットの問題に関しても、そうしてきた。従って、パッケージのポテンシャルを最大限に引き出す準備ができているという前向きな気持ちで、我々は中国GPに臨む」

 ホンダはバーレーンGP後にファクトリーでバトンのパワーユニットをチェックした結果、中国GPでは今季2基目のエンジンを使用することを決めた。