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「ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!」 鈴木敏夫、『ズートピア』に絶賛コメント

2016年04月15日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

『ズートピア』(c)2016 Disney. All Rights Reserved.

 4月23日に公開されるディズニー・アニメーション『ズートピア』に、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫がコメントを寄せた。


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 『ズートピア』は、動物たちの“楽園”を舞台にしたファンタジー・アドベンチャー。ウサギの新米警官ジュディが、夢を忘れたサギ師のニックを相棒に、大都会ズートピアに仕掛けられた恐るべき陰謀に挑む模様を描き出す。


 本作をいち早く鑑賞した鈴木敏夫は、「ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!」と大絶賛。インタビューでは、「宮崎吾郎と一緒に観たんだけれど、彼も物語の内容や表現力にびっくりしていましたよ。僕も観たあとすぐに宮崎駿のところに行き、「すごいの観ちゃった!」と報告しました」と、鑑賞直後のエピソードも明かしたという。


 全米では3月4日に公開され、ディズニー・アニメーション史上No.1のオープニング興収を記録。さらに、3週連続首位を獲得、本年度ナンバーワンの興行収入を叩き出すなど、大ヒットを記録している。メガホンを取ったのは、『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワード監督と『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア監督。本作について彼らは、「ズートピアは、まさに人間世界の縮図であり、性別、年齢、学歴、出身地などの違いから生まれる偏見や違いを描いている。その違いを個性として認め合うことが出来たら、人生はもっと豊かになるだろう」とコメントしている。


【スタジオジブリ 鈴木敏夫 コメント】
こんな映画がなぜ誕生したのか?
動物たちが主人公なので子ども向けかと思ったら大間違い。
この作品は、資本主義の果てに、どういう社会が生まれるのかを暗示している。
ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!


(リアルサウンド編集部)