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MotoGP:ビニャーレス、ヤマハ移籍の“プレッシャー”が「助けになっている」

2016年04月14日 20:01  AUTOSPORT web

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来シーズン、ヤマハへの移籍がウワサされているマーベリック・ビニャーレス(チーム・スズキ・エクスター)
チーム・スズキ・エクスターからMotoGPに参戦しているマーベリック・ビニャーレスは、ヤマハへの移籍がウワサされているが、その契約に関する“プレッシャー”が、サーキットで高いパフォーマンスを発揮する手助けになっていると語った。

 現在パドックでは2015年のMotoGPクラスチャンピオン、ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)がヤマハからドゥカティのファクトリーチームへ移籍するものとウワサされており、ビニャーレスはロレンソの後任ライダー筆頭であると報じられている。

 昨年、MotoGPクラスにデビューしたビニャーレスは、シリーズランキング12位を獲得。経験豊富なチームメイト、アレイシ・エスパルガロに迫る活躍をみせ、今シーズンはさらなる飛躍をみせている。チームを率いるダビデ・ブリビオは、可能な限りのあらゆる手段を講じてビニャーレスを引き留めようと試みていると、アメリカGPで明かしている。

 自身の将来について尋ねられたビニャーレスは「そういった話が頭をよぎるのは、自分にとっていいことだと感じている」とコメントしている。

「契約にまつわるプレッシャーが、僕のモチベーションを高めてくれていて、ライディングスタイルの新たな発見にも繋がっているよ。間違いなく助けになっていると感じている」

「ただ、今の状況にも満足しているんだ。将来よりも現在に集中するべきだと思う」

 チームはアメリカGP終了後もサーキットに留まり、マシンのリヤグリップ不足の改善に向けプライベートテストを実施。ビニャーレスもチームメイトのエスパルガロとともにテストに参加している。