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国際ウールマーク賞 アジア地区代表候補にディズカバードやヤストシエズミなど

2016年04月13日 19:52  Fashionsnap.com

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ザ・ウールマーク・カンパニーが、世界規模のファッションコンテスト「インターナショナル・ウールマーク・プライズ 2016/17」 アジア地区大会のノミネートブランドを発表した。日本からはメンズ部門に「ディズカバード(DISCOVERED)」、ウィメンズ部門では「ヤストシ エズミ(YASUTOSHI EZUMI)」「モトヒロ タンジ(Motohiro Tanji)」が選出。アジア地区大会は7月12日に香港で開催される予定だ。

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 「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」は、旧IWS国際羊毛事務局が1953年に創立したウールのデザインコンテストで、カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)とイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)を発掘したことでも知られている。
 今年度の大会には62ヶ国から80ブランドが参加。アジア地区ではメンズウェア部門は「ディズカバード」など6ブランド、ウィメンズウェア部門では「ヤストシ エズミ」「モトヒロ タンジ」など計10ブランドがノミネートされた。地区大会は香港のほか、シドニーやミラノ、ロンドン、NY、ムンバイの計6地区で開催。地区大会に出場するブランドはメリノウールを使用した1ルックと6着のカプセルコンセプトを発表し、審査員のジャッジのもとファイナル大会への出場権が決定される。ファイナリストに選ばれた12組のデザイナーは出場権とともに、次回のコレクションの資金援助として5万オーストラリアドルが用意される。メンズ、ウィメンズともに優勝者には業界のメンターサポートに加えて、コレクションの生地調達やマーケティング費用として10万オーストラリアドルを贈呈。優勝コレクションは英国の「ハーヴェイ・ニコルズ(Harvey Nichols)」やNYの「サックス・フィフス・アヴェニュー(Saks Fifth Avenue)」などの世界のリテールパートナーで販売される。
■インターナショナル・ウールマーク・プライズ