ウイリアムズF1チームは、株主のブラッド・ホリンガーをノン・エグゼクティブ・ディレクターに任命した。ホリンガーは先月トト・ウォルフが最後まで保有していたウイリアムズの株式5%を買い取り、持ち株比率を15%と増やし、オーナーのフランク・ウイリアムズに次ぐ第2の株主となっている。
アメリカ人のホリンガーは医療関係の事業が専門で、チームにはニック・ローズ、エディ・チャールトンに続く、3人目のノン・エグゼクティブ・ディレクターとして加入。任期は3年の予定だ。
ウイリアムズのマイク・オドリスコルCEOは、「ブラッドはF1への造詣が深く、昔からの熱心なウイリアムズ・チームのファンでもある」とホリンガーの加入を歓迎している。
ホリンガー自身もF1チームに関われることを喜んでおり、さらに持ち株比率を高めたいという意向を示しているが、現時点でフランク・ウイリアムズにチームの実権を譲り渡すつもりはないようだ。