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全日本F3鈴鹿テスト:山下が午前、午後ともトップタイムをマーク

2016年04月13日 00:51  AUTOSPORT web

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山下健太(ZENT TOM'S F312)
全日本F3選手権の第3回合同テストが4月12日、鈴鹿サーキットで行われ、午前、午後のセッションとも山下健太(ZENT TOM'S F312)がトップタイムをマークした。

 富士、岡山と合同テストが行われてきた全日本F3は、この鈴鹿テストが開幕前最後のテスト。前回の岡山からはさらに1台増の合計15台が参加した。週末に岡山国際サーキットでスーパーGT第1戦を戦った千代勝正、佐々木大樹、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)、FIA-F4第1ラウンドを戦った阪口晴南(HFDP RACING F312)など岡山でレースを終えたばかりのドライバーも参加している。

 迎えた12日の天候は、朝9時の走り出しこそ快晴だったものの、午後に向けて少しずつ曇り空に。午前の走行では、終盤に向けてタイムが上がっていき、各車終盤の10分でニュータイヤを投入したが、残り5分というところでF3-Nの片山義章(Petit Lemans Racing F306)がスプーンでコースアウトしたため、赤旗終了となった。

 午前のトップタイムは、山下の1分52秒053。次いで序盤スポット参戦予定の佐々木の1分52秒478となった。上位はトムス、B-MAXの5台が占め、TODA RACING、HFDP RACINGが続く順位となった。

 午後は15時から2時間という走行。コンディションが悪化していたため、タイムは午前ほど縮まらずに走行が展開されたが、16時過ぎに200R付近で牧野任祐(TODA FIGHTEX)のマシンから白煙が上がる。牧野車からは火も出たが、すぐに消しとめられた。ただ、オイル処理のために長めの赤旗が提示されている。

 その後は赤旗なくセッションは進み、終盤にはトムス勢がタイムを縮めることに。最終的に山下が午前に続き1分52秒148をマーク。坪井翔(ZENT TOM'S F314)が2番手につけ、トムス勢が開幕前のテストをワン・ツーで終えた。

全日本F3第3回合同テスト 鈴鹿サーキット 総合タイム
PosNoDriverTeam/CarEngineSession1Session2136山下健太ZENT TOM'S F312トヨタトムスTAZ-311'52"0531'52"148221佐々木大樹B-MAX NDDP F3フォルクスワーゲンA411'52"4781'52"774323千代勝正B-MAX NDDP F3フォルクスワーゲンA411'52"4921'52"804437坪井翔ZENT TOM'S F314トヨタトムスTAZ-311'52"5741'52"745522J.マーデンボローB-MAX NDDP F3フォルクスワーゲンA411'52"9521'52"76762石川京侍TODA FIGHTEX戸田TR-F3011'52"8071'53"42177阪口晴南HFDP RACING F312ホンダMF204D1'52"8501'53"15188大津弘樹HFDP RACING F312ホンダMF204D1'53"0471'53"698912牧野任祐TODA FIGHTEX戸田TR-F3011'53"2681'53"802103三浦愛EXEDY B-Max Racing F312トヨタトムスTAZ-311'54"9461'55"8821128山口大陸タイロク・エクシード 28号トヨタトムスTAZ-311'55"0021'56"0891278F3-N片山義章Petit Lemans Racing F306トヨタトムス3S-GE1'58"9641'57"0101330F3-NDRAGONB-Max Racing team F308トヨタトムス3S-GE1'58"0951'58"665149AF3-N廣田築アルビレックス・レーシング・チームトヨタトムス3S-GE1'59"4892'01"081155F3-NA.ヤンHanashima Racing F306トヨタトムス3S-GE1'59"7102'00"573169BF3-N岡崎善衛アルビレックス・レーシング・チームトヨタトムス3S-GENo Time2'07"577