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国内初登場のプジョー208 R2、デビュー戦のJRC開幕戦で2位表彰台を獲得

2016年04月12日 15:41  AUTOSPORT web

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JRC第1戦ツール・ド・九州 柳澤宏至/中原祥雅(プジョー208 R2)
2016年4月11日

プジョー208 R2、全日本ラリー選手権開幕戦で2位表彰台!
~デビュー戦で高いポテンシャルを披露、208 GTiもクラス3位に~

 プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社がサポートするプジョー208をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016年全日本ラリー選手権開幕戦「ツール・ド・九州2016 in 唐津 Supported by Sammy」に参戦し、デビュー戦で2位表彰台を獲得しました。また、同クラスに参戦した208 GTiもクラス3位という成績を残しました。

 開幕戦は、佐賀県唐津市を起点に4月9日(土)、10日(日)に開催されました。昨年208 GTiで参戦した「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」は、国内で初めてフランスのプジョー・スポールが開発したFIA R2規定の208 R2を投入し、勝利を目指しました。208 R2は初日から安定したタイムを記録し、JN5クラスの2番手を走行。2日目は首位を走るライバルに発生したトラブルや、208 R2の追い上げによって8.7秒という僅差まで詰め寄り、勝利目前のクラス2位で初戦を終えました。208 R2はツイスティなターマックステージでも素晴らしいハンドリング性能を発揮し、マシンの基本性能とバランスの良さをあらためて証明しました。また、同クラスに出場した208 GTiも4位でフィニッシュしましたが、最終的にライバルの失格によってJN5クラス3位に繰り上がり、JN5クラスの2位と3位をプジョー車が占めることとなりました。



プジョー208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム) JN5クラス2位(総合14 位)
「ライバルのトラブルや後続の追い上げもありましたが、なんとか逃げ切って2位を獲得できました。初戦ということを考えれば、本当に素晴らしい結果です。208 R2に慣れる必要がありましたが、開幕戦を無事に走り切ったことで、あらためてポテンシャルの高さを実感しています。プジョー・スポールという経験豊富なファクトリーで開発されたマシンですし、今後セッティングを煮詰めることで、さらに速くなると確信しています」

全日本ラリー選手権第1戦「ツール・ド・九州2016 in 唐津 Supported by Sammy」リザルト
クラス/クラス順位 ドライバー/コドライバー 車両 合計タイム
JN5/1位 眞貝知志/安藤裕一 アバルト500 ラリーR3T 1:02:21.4
JN5/2位 柳澤宏至/中原祥雅 プジョー208 R2 1:02:30.1
JN5/3位 牟田周平/加勢直毅 プジョー208 GTi 1:03:04.0
JN5/4位 大倉聡/豊田耕司 トヨタ・ヴィッツGRMNターボ 1:03:13.4
JN5/5位 大橋逸夫/藤上亘 MINI ジョン・クーパー・ワークス 1:04:32.3

 プジョー・シトロエン・ジャポンでは、2016年全日本ラリー選手権参戦を通してプジョーのモータースポーツを盛り上げるとともに、プジョー車全体のさらなる拡販を目指してまいります。

PEUGEOT
 顧客へのブランドのコミットメントは、爽快で情熱に満ちたドライビング、個性的なデザイン、そして妥協のない品質を示しています。これらのDNAは、プジョーのすべてのモデルに注がれています。世界160カ国で1万を超える拠点を展開するプジョーは、2015年世界販売において4.6%アップの171万台に達しました。プジョーは世界へ向けて多彩な商品をもつ確固たるトップブランドを目指し、緻密なデザイン、スピード、そしてエキサイティングなフィーリングを融合しています。1889年に始まったブランドに息づく自動車の歴史は、本年ダカールラリーにおける2008 DKRの勝利によって新たな栄誉を獲得いたしました。