トップへ

映像祭『イメージフォーラム・フェス』に176作品、フルクサス特集も

2016年04月12日 10:11  CINRA.NET

CINRA.NET

『イメージフォーラム・フェスティバル2016』フライヤービジュアル
映像祭『イメージフォーラム・フェスティバル2016』が、4月29日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国5都市で順次開催される。

今年で30回目を迎える『イメージフォーラム・フェスティバル』。一般公募部門の「ジャパン・トゥモロウ」、日本作品招待部門の「ニューフィルム・ジャパン」、海外作品招待部門の「ニューフィルム・インターナショナル」に加え、30周年を記念した特集「ユニーク・エンカウンターズ」の4部門から構成される。東京会場では日本の作品83作品、海外作品93作品の計176作品が上映される。

「ニューフィルム・ジャパン」部門では、2014年以降に制作された日本の映像作家による34作品を上映。田名網敬一の新作アニメーションなど5作品を上映する「複製と継承」、PC画面のキャプチャー画像のみで制作された佐藤義尚の『Finder』を含む9作品を上映する「円環に漂う」といったプログラムが展開される。

「ニューフィルム・インターナショナル」では、ミシェル・ウエルベックが本人役で出演している『ミシェル・ウエルベック誘拐事件』や、マイク・ケリーの映像作品『デイ・イズ・ダン』、アンドレアス・ホルヴァート監督によるドキュメンタリー『俳優、ヘルムート・バーガー』といった作品に加え、パンク以降のイギリスの映像作品に光を当てる「ディス・イズ・ナウ ポストパンクのフィルムとビデオ」、ダダイズムの誕生から100年を記念したフルクサスの短編映画特集などがラインナップしている。

さらに特集「ユニーク・エンカウンターズ」では、河瀬直美監督『につつまれて』、山村浩二監督『ひゃっかずかん』、和田淳監督『鼻の日』など、同イベントで過去に上映された公募作品の受賞作を中心に上映する。各上映作品の詳細はスケジュールはオフィシャルサイトでチェックしよう。