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闇カジノ通いで解雇の田児賢一、キャッチの誘いで常連に

2016年04月12日 08:20  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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4月8日、会見で力ない声で違法カジノへの入店を認めたバドミントン日本代表の桃田賢斗。 「入ってはいけないところに入る好奇心だったり、少し楽しんでいる自分もいた。本当に深く反省しています」 NTT東日本でチームメートの田児賢一とともに、東京都墨田区のバカラ賭博店に通ったことで、今夏に行われるリオデジャネイロ五輪への出場は絶望的となった。 「田児選手といえば、'12年にロンドン五輪の代表に選ばれ、'13年には全日本選手権を6連覇したほどの実力者。ただ、今は力が落ちて代表入りも難しくなっていました。 一方の桃田選手は、“若手のホープ”で、昨年末には日本人で初めてスーパーシリーズファイナルを優勝。現在は世界ランク2位となり、リオ五輪で金メダル最有力選手のひとりでした」(スポーツ紙記者) そんなバドミントン界の新旧エースがそろって違法カジノに入り浸っていたと報じられたのは、4月7日のこと。『週刊女性』はこの2日前に、ふたりが通っていたカジノ店の元店長・Aさんから話を聞いていた。 そこには、ギャンブルにのめり込む、彼らの異様な姿が浮かび上がっていた。 「'14年10月から店をオープンさせたんですが、すぐにキャッチが田児クンを連れてきたんです。なんでも、彼はこのあたりで飲んでいたみたいで、キャッチとばくちの話になって、“めくり(バカラのこと)ありますよ”と。 そうしたら乗ってきて、キャッチからこちらに電話がありました。“新宿でもやっていて、いい客だと思いますよ”というので、彼が来たんです」(Aさん) それから、田児はこの店を気に入り、多い週には2、3回のペースで来ていたという。 「初めは田児クンだってわからなかったんです。オープン当初は、身元確認もあまりしていなかったので。でも、ディーラーは若い人が多いので、ネットとかで調べて、バドミントンの田児選手だってわかったんですよね」(Aさん) 客は店に免許証などを見せて身分を証明し、携帯電話の連絡先を教えるという。そして、店側は客に内緒である“セキュリティー”を行っていた。 「カジノってカメラをたくさんつけているんです。バカラ卓の上に1台は必ずありますし、合計すると10台以上はあったと思います。キャッシャーというお金とチップを交換する個室に、モニターがたくさん設置され、映像が見られるようになっているんです。そのモニター画像から顔写真を撮って記録しておくんですよ。300人分くらいありましたね。もちろん、田児クンや桃田クンのもありましたよ」(Aさん) それらの顔写真や携帯の連絡先などは、'15年3月24日に警察に摘発された際、すべて押収されたという。