スーパーGT第1戦岡山の決勝でGT300クラスの優勝を果たしたLEON CVSTOS AMG-GTの黒澤治樹と蒲生尚弥が、決勝の戦いを振り返った。
●GT300クラス優勝:LEON CVSTOS AMG-GT
黒澤治樹
「レオンレーシングになってチーム3年目。自社チームでのメンテナンス、オーナーと二人三脚でチームを作って、ここまでこれたなというのが実感としてありますね。昨日の予選なんかは、順調には見えますが、私の方でいろいろトラブルがあって、新車を使ってる上での微調整が足りませんでした。そういうところを調整して、蒲生(尚弥)選手が素晴らしいアタックを決めてくれたので、もう2番手から自分がいくしかないと思ってスタートしました」
「自分のスティントはできる限りのことをして走るしかないと思っていましたが、離されてしまうと思っていました。でも、意外とマザーシャシーの25号車(土屋)武士さんについていくことができて、ただ抜くまでにいたらなかったので、早めにアクションを起こさなければいけないと思い、蒲生選手に代わって、その蒲生選手がピットアウトで素晴らしい走りをしてくれました。結果的に、メルセデスベンツAMG GTでデビュー戦Vというすばらしい結果を得ることができました。本当にメルセデスベンツさんのおかげだし、レオンレーシングと共にこの素晴らしいクルマで勝てたことは本当に心からうれしいです」
蒲生尚弥
「まず、こういう風に参戦するチャンスを頂いた治樹さんやチームに感謝していて、それを今日、結果で返すことができてホッとしています。昨日の予選はポールポジションではありませんでしたが、得意の走りができましたし、悔しくもなく、やりきれました」
「決勝は2番手スタートならいけるかと思いました。僕らはタイヤを左側だけ交換にしたので、後半は右側がもつかわかりませんでしたが、タイヤを労わりながら最後まで走ることができたので、ヨコハマタイヤさんには感謝しています。今週、すべてのセッションですごく良くて、それで開幕を勝てて良かったです。長いシーズンも今回のようにミスなく一戦一戦こなしていけば、チャンピオン争いをできると思うので、頑張りたいです」