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新生活の防犯対策「侵入窃盗の約3割は在宅時の犯行」

2016年04月09日 21:10  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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新生活が始まる春。環境が変わるこの時季こそ、セキュリティー意識を見直すタイミング。家で、外出先で、ネット上で……なにげない日常生活に潜む女性ならではの危険とは? ■チェックが多い人ほど要注意 □ ゴミ出しぐらいなら、鍵をかけずに出る □ 上層階なので、窓は施錠しなくてOK □ 来訪者が来たら、すぐにドアを開ける □ バッグは左右どちらに持つか気にしない □ いつも決まった通勤経路で帰宅する □ スマホ操作や音楽を聴きながら歩く □ 不要な郵便物をそのまま捨てている □ スマホはガラケーの延長だと思っている 春は、転勤や進学で新しい生活を始める人が多い季節。慣れない環境では、何かと防犯について気になるものだ。ニュースでは、ストーカーや路上での事件など、怖いニュースが多く報じられている。 そこで、女性が遭いやすい犯罪や、気になるその防止法を、セコムの広報・寺本美保さんに教えてもらった。 「防犯の基本は、外出時なら周囲の危険を事前に察知する、自宅なら不審者を家に入れないこと。簡単にできることから始め、習慣化することが大切です」(寺本さん) 注意点からグッズまで、日常生活に取り入れたい防犯情報を一挙に紹介。 来訪者があったときは、インターホンなどで目的、姿を確認して、チェーンをつけたままドアを開けよう。ガラスを破っての侵入窃盗防止には、1つの窓に2つ以上の補助錠をつけるなどの対策を。また、侵入窃盗の約3割は、住人の在宅時の犯行。 「上層階でも就寝時には窓に鍵をかけ、ゴミ出しのときも施錠を!」(寺本さん) 【防犯グッズ】 「ワンタッチ・シマリ」 外からの窓の開閉を防ぐ補助錠。設置は粘着テープで取り付けるだけでOK。解錠・施錠がワンタッチでできる手軽さも魅力。小480円/セコムセレクション 「チャイム&アラーム」 人感センサー搭載で、ONにして置いておけば、侵入者を大音量で威嚇。切り替えで来客などを知らせるチャイムにもできる。1980円/アスカ 「防犯スリムアラーム クマ」 テープで窓に貼って、簡単にセットできる。窓が割られたときの衝撃や開閉を感知すると、大音量アラームで空き巣を撃退。 1480円/アスカ 「アースアイズ」 窓に磁石で簡単に取り付けができ、170度の視野を使い、3Dで動くものを感知。人工知能搭載で、学習しながら犯罪を未然に防ぐ。5月予約開始、6月発売予定。69800円(予価)、月額使用料 2340 円(予価)/アースアイズ