トップへ

36万色を実現!マルチカラー・材料でオブジェを作れる3Dプリンター「J750」登場

2016年04月09日 09:51  Techable

Techable

写真
3DプリンターメーカーのStratasysはこのほど、最新機種「J750」を発表した。最大6種類の材料を同時に使いながらマルチカラーなオブジェをつくれるというもの。

同社は「プロトタイプづくりがワンストップでできる」と高性能さをアピールしている。
・出力後の作業がなくなる!
従来のプリンターでは、単色でオブジェをプリントした後に上から色を塗ったり、さらに別途プリントしたパーツを組み合わせたりするなど、出力後の作業があった。

しかし、J750では出力の段階でマルチカラーに対応する。黒白だけでなくシアンやマゼンダなどを組み合わせることで36万色を実現。かなりカラフルなものをプリントできる。

また、6種類の材料を同時に使えるので、材質が異なるパーツごとにプリントしなくてもよく、作業がかなり簡素化される。
・スムーズな表面
加えて、随所で性能アップが図られている。プリンター内の材料保存スペースを拡大し、補てん回数を減らせるようになったほか、出力速度も向上。

積層厚は0.014ミリと人間の皮膚細胞の半分ほどで、仕上がりはよりスムーズな表面になるという。

J750の価格については明らかになっていないが、製品デザイナーやエンジニアにとってかなり魅力的な選択肢になりそうだ。

Stratasys