欧州ワコール子会社が更生手続を開始 負債12億円

　ワコールが4月8日、連結子会社のイヴィデン ユイットが仏レンヌ商業裁判所から更生手続の開始命令を受けたことを発表した。2015年末時点の負債総額は1,034万5,000ユーロ（8日のレートで約12億7,800万円）。

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　イヴィデン ユイットは、「ユイット（Huit）」ブランドの下着・水着を販売するワコール ヨーロッパの100％子会社。近年では仏国内で下着・水着市場の価格二極分化が進み、専門店チャネルの縮小によって売上が減少し赤字が続いていた。これまでに販売効率の改善等、様々な施策を実施したが奏功せず、自主再建を断念。4月1日に更生手続の適用を申請し、7日に更生手続の開始命令を受けた。