スーパーGT500クラスに武藤英紀/オリバー・ターベイのコンビで参戦するドラゴ・モデューロ・ホンダレーシングの2016年仕様のカラーリングが、今季も同チームをサポートするホンダアクセスから発表された。
2015年からGT500クラスにホンダNSXコンセプト-GTで参戦している、道上龍監督率いるドラゴ・モデューロ・ホンダレーシング。チーム参戦初年度は、立ち上げから短期間での参戦だったが、2年目に向けて新たに武藤が加入。ターベイとともに飛躍の1年を狙うことになる。
そんな2年目のシーズンのマシンカラーリングは、引き続きチームをサポートするホンダアクセスが担当した。デザインチームとして初の試みとなるこのカラーリングは、勝利への期待と願いを込め、『熱い走り』を感じさせる『炎』をモチーフとしている。
ホンダアクセスによれば、走りへの志を表す、ホンダファンにはおなじみのチャンピオンシップホワイトをベースに、フロントまわりは昨年度の面影を残すデザインとしながら、ボディ全体にシャープなファイアパターンを配置。アクセントとして、スーパーフォーミュラでもおなじみのドラゴブルーを配し、ダイナミックな前進感とチームとのより一層の一体感を表現しているという。
また、空力パーツの機能をデザインに取り込むことで、レーシングカーの特徴を強調しながら、立体的でアグレッシブなカラーリングに仕上げている。
「昨年は監督として初参戦ということもあって、あっという間に過ぎてしまった1年という印象がありました」と道上監督。
「今年は、ドラゴ・モデューロ・ホンダレーシングとしてマシンのデザインにも自分の意志を入れることができました。ドラゴのモチーフである『龍』と『炎』のイメージがマッチして、より良いデザインになりました。ホンダやホンダアクセス、そしてファンの皆さんのためにも、この新しいデザインとともにスーパーGTの頂点を目指して取り組んでいきたいと思います」
流れるようなファイアパターンが印象的なドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの16年仕様カラー。実車デザインが非常に楽しみなところだ。