トップへ

「バトンは7位は固かった」とマクラーレン。次戦PUエレメント交換の可能性も

2016年04月07日 08:31  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

2016年F1第2戦バーレーンGP ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエは、バーレーンGPでジェンソン・バトンはトラブルによりリタイアしなければ7位以上を獲得できたはずだと考えている。

 バトンは14番グリッドからいいスタートを決めて入賞圏内まで順位を上げていたものの、パワーユニットのトラブルにより、7周目にマシンをコース脇に止めてレースを終えた。

 ブーリエは、バトンのパワーユニットについては現在調査中であり、中国GPではエレメント交換を行わなければならない可能性があると語っている。

 2戦を終えてチームが獲得したポイントはフェルナンド・アロンソの代役ストフェル・バンドーンによる1点のみだが、ブーリエはマシンの真のパフォーマンスは優れており、今後それが結果につながると考えている。

「マシンのパフォーマンスもバランスも優れている。ドライバーたちはマシンに満足している。シャシーとPUがあと少しよりよいものにまとまれば、我々はいい位置にいける。入賞争いできていることが、すでに改善の証しだ。どのエリアによってもっと向上させられるかも分かっている」

「我々のPUがF1で最もパワフルなものではないことは承知している。だからこそ、今よりもっと上に行けることは分かっているのだ」

 デビュー戦で入賞を成し遂げたバンドーンを称賛するブーリエだが、バトンはトラブルさえなければバンドーン以上の順位を獲得していたはずだと述べている。

「彼はいい週末を送っていた。何もミスをせず、いい仕事をしていたのだ。ジェンソンは決勝でいい結果を出せたはずだった。少なくとも7位には届いたはずだ」とブーリエが語ったとCrash.netが伝えた。

「彼はマシンバランスに満足していたし、速さもあった。燃料をかなりセーブしていたので、ストフェルのペース、JBのペースを考えれば、どこまで行けたかは分かる。もちろんそれは『もし』の話だが、予測したあたりに行けたのではないかと思う」