6月18日から全国公開される映画『貞子vs伽椰子』の主題歌を聖飢魔IIが手掛けることがわかった。
主題歌に起用されたのは、聖飢魔IIによる書き下ろしの新曲“呪いのシャ・ナ・ナ・ナ”。聖飢魔IIは1999年の解散後、再集結と解散を繰り返し、昨年にデビュー30周年を記念した全国ツアーを開催した。今年2月の日本武道館公演を最後に5度目の解散を果たしたが、映画のためにメンバーが再び集まったという。
デーモン閣下(聖飢魔II)は今回の再集結に際し、「本来ならば、聖飢魔IIは既に魔界に帰還していて、人間界での活動は行わない状態であるが、貞子と伽椰子が戦うというのは大変な事態なので、吾輩が聖飢魔IIを特別要請し、両名の決着の場を華々しい音楽で盛り上げる運びとなった」とコメント。なお“呪いのシャ・ナ・ナ・ナ”は、6月15日にシングルとしてリリースされる。
あわせてデーモン閣下によるコメント映像が公開。映像には主題歌を引き受けることになった経緯を説明するデーモン閣下に加え、貞子、伽椰子、俊雄が登場している。
『貞子vs伽椰子』は、『リング』シリーズのキャラクター・貞子と『呪怨』シリーズに登場する伽椰子の対決を描く作品。主演を山本美月が務めるほか、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信がキャストに名を連ねている。メガホンを取るのは白石晃士。
デーモン閣下(聖飢魔II)によるコメント
人間界の者どもにとって、不吉な知らせだ。
この度、6月に魔界・霊界サミットが華々しく催されることになり、我々がホスト役を司ることになった。
この魔界・霊界サミットは、世界中の魔界・霊界のVIPたち―ミイラ男、オオカミ男、ドラキュラ、フランケンシュタイン・・・などが集まる以外にも、今回は特別招致で異界からケロロ軍曹などもやってくるということで、失敗は許されない。
ところがこの状況において、貞子と伽椰子が非常に険悪な雰囲気になってしまい、両名がすぐに戦わないよう吾輩が魔界からやってきて仲裁役になっているわけだが、両名ともどうしても決着をつけたい、腹の虫がおさまらないと言う。そこで、6月の魔界・霊界サミットにおいて、この両名が戦う場をちゃんと用意しようということで話は落ち着いているわけである。
本来ならば、聖飢魔IIは既に魔界に帰還していて、人間界での活動は行わない状態であるが、貞子と伽椰子が戦うというのは大変な事態なので、吾輩が聖飢魔IIを特別要請し、両名の決着の場を華々しい音楽で盛り上げる運びとなった。
各構成員とも両名の戦いのために、音楽をつくり、それはそれはイキな曲を用意しているので期待して待つように。
人間どもに不吉なことが次々に起こる魔界・霊界サミットに参加しないという人間どもは我々から特別ひどい呪いをかけることになっているので十分に注意するように。
そして、戦いの場に参加するように。これは最後の警告だ。カッカッカッカッカカカカカ・・・・・・