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MINI、今季のJRC参戦体制発表。マシンとチーム名を変更

2016年04月05日 14:21  AUTOSPORT web

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MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.が使用するTHE NEW MINI JOHN COOPER WORKS
今週末に開幕する全日本ラリー選手権(JRC)に参戦するMINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM.は2016年のシリーズ参戦体制を発表した。今年はマシンをニュー・ミニ・ジョン・クーパー・ワークスへスイッチし、JN5クラスへ参戦する。

 昨年、MINI CROSSOVER RALLY TEAMとして、5ドアのミニ・クロスオーバー・ジョン・クーパー・ワークスをベースとしたMINI CROSSOVER JCWでJN5クラスへ参戦した同チーム。今年はJRCの車両規定が改定されたことに伴い、マシンをニュー・ミニ・ジョン・クーパー・ワークスへスイッチすることとなった。





 昨年に引き続き、ドライバーとプロジェクトマネージャーは大橋逸夫が兼任。また、2月には公募が行われていたコドライバーには、競技歴6年という藤上亘が就任している。この藤上をコドライバーに選定した理由について、大橋は「ラリーをみんなに知ってもらいたい、という気持ちが強かったこと」を挙げている。

 さらに、今季はニュー・ミニ・クーパーSを使用する『MINI Welcome JPN RALLY TEAM』も設立し、JN5クラスへ参戦する。ドライバーは昨年JN3クラスを戦い、ランキング2位を獲得した鷹野健太郎が務める。なお、発表では調整中のただし書き付きで、“YANA”という女性コドライバーの名が記載されている。

 加えて、昨年チームが使用したMINI JCW CROSSOVERを使った『MINI PREMIUM RENTAL RALLY CAR EXPERIENCE powered by RECARO』という新たなプログラムを実施される。これは希望者がJRCにスポット参戦できるプログラムで、事前のドライングから現場のフォローなどが、すべて含まれた形で提供されるもの。クルーの交通費以外はパッケージに含まれているため、ラリーへ参加するための敷居が低いプログラムだと言えるだろう。

 そのほか、JRC全戦でMINIオーナーを対象とした『MINI OWNERS PROGRAMME』が実施されるほか、チームは4月16日~17日に東京・お台場で行われる『モータースポーツジャパン2016 フェスティバル イン お台場』を皮切りに、さまざまなイベントや展示会、デモランなどに参加していく。

■MINI JOHN COOPER WORKS RALLY TEAM. チーム体制
ドライバー兼プロジェクトマネージャー:大橋逸夫
コドライバー:藤上亘

車輌名:THE NEW MINI JOHN COOPER WORKS
排気量:2,000cc ターボ
最高出力:170kW/231PS
最大トルク:320Nm
0-100km/h:6.1sec.
最高時速:246km/h

参戦カテゴリー:全日本ラリー選手権
参戦クラス:JN5
参戦数:全戦(予定)
タイヤ:DUNLOP
サービス:CUSCO RACING(株式会社キャロッセ)
メインスポンサー:ビー・エム・ダブリュー株式会社

■MINI Welcome JPN RALLY TEAM
ドライバー:鷹野健太郎
コドライバー:YANA(調整中)

参戦カテゴリー:全日本ラリー選手権
参戦クラス:JN5
参戦数:調整中
参戦車両:THE NEW MINI Cooper S
タイヤ:DUNLOP
サービス:フィルインファクトリー
メインスポンサー:Welcome JPN

■イベントなどの活動概要
【直近の参加イベント】
2016年4月16日(土)~17日(日)
モータースポーツジャパン 2016 フェスティバル イン お台場

【その他イベント】
2016年5月8日(日)
袖ヶ浦フォレストレースウェイ

ネコ・オートモービル・フェスティバル2016
MINI FES.
ティーポ オーバーヒートミーティング 2016
その他調整中